相双地域の“いま”
双葉町でブロッコリー栽培が始まりました!
8月30日午前0時に避難指示が解除された双葉町の復興拠点「下羽鳥地区」で、ブロッコリーの植付けをする木幡治さんの圃場を訪れました。双葉町では、農地の荒廃を防ぐための保全管理(草刈り、土起こし)に取り組んでいますが、木幡さんは「営農の復興に向けて、これからの取り組みが重要」と、いち早くブロッコリー栽培(5反)を開始しました。ブロッコリーは相双地域の福島県・振興品目で、将来的には双葉郡内で大規模な拡がりが期待される野菜です。
久しぶりの植付けでご苦労も多いのではと心配したところですが、木幡さんは「この土地で11年半ぶりに本格的な農業を再開できて、非常にうれしい」と笑顔で語られていました。
今回植付けしたブロッコリーは、冬の健康野菜というだけでなく、貴重な「双葉町産・希望の野菜」です。今から12月の収穫が楽しみですね。皆さんも是非、双葉町の応援をよろしくお願いします。
【2022年9月27日掲載】