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「F12FLYプロジェクト」始動と、プロジェクト説明会開催のお知らせ
~首都圏の大学生が福島12市町村の若手起業家等とともに「ありたい未来」を描き、創る~

公益社団法人 福島相双復興推進機構(所在地:福島県福島市、理事長:北村清士)と、地方創生事業を展開するボノ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:横山貴敏)は、首都圏の大学生等を対象とした新たなプログラム「F12FLYプロジェクト」を開始します。このプロジェクトは、首都圏の学生たちが福島12市町村を舞台に新しい取り組みに挑戦する若手起業家等との交流と実践を通じて、参加者自身のキャリアを考えながら地域の未来づくりに参加する取り組みです。

【プロジェクトの特徴】
・学生と地域とのかかわりしろ(多様な関わり方の模索)の創出
・福島12市町村で起業した同世代の地域キーパーソンとの直接交流
・スタートアップ事業の体験と自主企画の実施による、社会体験の実践
・自身のキャリアと地域貢献を結びつける機会の提供
・首都圏の学生たちのサードプレイス化

【プロジェクト概要】
期間:2024年8月〜2025年3月
内容:月1回の定例会議、フィールドワーク、企画実践、報告会
対象:原則として国内の大学、短期大学、高等専門学校、専門学校に在学していること
定員:20名程度
参加費:無料(フィールドワークは原則実費)
本プログラムは、
「福島を通じて、社会と関わるきっかけがほしい」
「自分にとっての『サードプレイス(自分らしくいられる居場所)』を探している」
「同世代の若手起業家などの活動を身近に感じたい」
「非日常の体験を通して『ありたい未来』や『ありたい自分』を見つけたい」
「ゼロイチで何かを生み出す現場で、自分なりの役割を考えたい」
「福島の若手起業家などの行動の源泉に触れ、応援団になりたい」
といった想いを持つ学生に最適です。

■プロジェクト参加説明会の開催
プログラムのキックオフとして、2024年8月3日(土)10時から東京都文京区の地域交流スペース「我楽田工房」で説明会を開催します。
当日は、 プログラムの説明のほか、公益社団法人 福島相双復興推進機構より、福島12市町村の紹介なども予定しています。
学生たちが自分たちの視点と力で、地方創生に取り組む新たな試みにぜひご注目ください。

【概要】
テーマ:福島12市町村へ飛び込み、自分のキャリアと地域の未来を考える
日程:2024年8月3日(土)
時間:10:00〜12:00
場所:我楽田工房(文京区関口1-29-6,1F)
内容:①オリエンテーション(主催者紹介、事業説明)
   ②ワークショップ(参加動機や将来の展望について考える)

\なぜ今、福島12市町村なのか?/
福島12市町村は、東日本大震災と原発事故の影響を色濃く受けた地域(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)です。しかし今、この地域では復興に向けた新しいまちづくりが進められ、元々の住民や移住者など、若手人材による革新的な事業が次々と生まれています。
本プログラムは、この動きをさらに加速させるため、関係人口として地域外の若い力と繋ぎます。そして大学生には、地域キーパーソンとの関係性を通じたロールモデルの発見や、キャリア形成への気づきを促すことで、福島12市町村というフィールドを学生にとっての「サードプレイス化」することを目指し、継続的な関係人口化を図る試みです。

■ 主催者について
名称 : 公益社団法人 福島相双復興推進機構
代表者: 代表理事 北村 清士
所在地: 〒960-8031福島県福島市栄町6番6号 福島セントランドビル4F
設立 : 2015年08月
URL : https://www.fsrt.jp/
■ 事業委託者について
商号 : ボノ株式会社
代表者: 代表取締役 横山 貴敏
所在地: 〒112-0014 東京都文京区関口1-29-6,1F
設立 : 2008年7月10日
URL : http://garakuta.tokyo/

「いまを楽しく 未来をつくる」というビジョンを掲げるボノ株式会社は、東京と地方をつなげ、地域の魅力を活かしたモノ・コトづくりの支援を行っています。東京の住民や学生、企業、経営者、専門家を巻き込み、全国の自治体、生産者、地元企業と協力し、地域活性化と新価値創造を追求。東京・文京区の「我楽田工房」では、毎月の地域イベント、全国30地域以上での学生交流事業、150人以上参加の経営者イベント、1万人規模の地域祭りなど、様々な人々と材料が交差する場を提供しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
公益社団法人福島相双復興推進機構
広域まちづくりグループ・まちづくり交流推進課
担当:椎根(しいね)
連絡先:024-502-1115(代表)

まちづくりのお手伝い

生活・事業環境整備のためのまちづくり支援

相双機構職員が自治体などを日々訪問し、各々が抱える課題を把握、整理し、まちづくり専門家(コンサルタント)とともに課題解決のための支援を行うとともに、必要に応じて自治体からの要請に基づき、まちづくり専門家によるハンズオン支援(市町村の役場などに常駐)を行っています。

ハンズオン支援例

  • まちづくり会社の設立・運営の支援
  • 公設商業施設の開業・運営の支援
  • 駅前再開発の機能整理に対する支援

まちづくり会社の設立・運営の支援

まちづくり会社の設立、事業運営、経営計画の策定、販路拡大策等の支援を実施し、まちのにぎわいづくりを創出しました。

葛尾村

まちづくり専門家のエスコートにより、葛尾むらづくり公社の職員が宮城県丸森町の人気のタピオカ店等を訪問し、地域商社の自社商品開発と販売の手法を学ぶ視察を実施

飯舘村

まちづくり専門家のコーディネイトによる飯舘村役場、飯舘村民のにぎわいづくりのワークショップを実施

公設商業施設の開業・運営の支援

これまでの商業・交流施設の
開業・運営支援

楢葉町(笑ふるタウンならは)

支援先である楢葉町の意思決定をサポートすることで、公設施設「笑ふるタウンならは」の開業に貢献するとともに、施設の自立的な運営を行える体制づくりを進めました。

2018年6月の開業以来、来場者は着実に増加しており、2021年10月末までの累計来場者数は約201万人となっています。

商業施設「ここなら笑店街(しょうてんがい)」に入居するスーパーでは地元農業者の野菜等を販売する『地産地消コーナー』を設置し、売上も好調となっています。

駅前再開発の機能整理に対する支援

浪江駅前地域の再開発にあたって、駅周辺に必要となる機能(商業、住宅、公共施設等)の整理を支援しました。

また、ゼロカーボンシティ推進のための主要企業等と浪江町の連携を支援しました。

公設商業施設の開業・運営の支援