相双機構の活用法
ご支援例
外部からの農業法人参入支援
(浪江町)
浪江町において、群馬県からの農業法人参入を支援しました(令和2(2020)年6月~)
長ネギ栽培が盛んな群馬県で長ネギを生産している有限会社青高(せいこう)ファームと株式会社群馬電機工業が、令和3(2021)年の春から浪江町で長ネギ生産を始めました。
- 浪江町での定植の様子
(令和3(2021)年4月)
●ご相談ください。相双地域にはお探しの農地があります。
両社は群馬県内で耕作放棄地などを中心に長ネギの作付を行い、群馬県内で20ヘクタールを超えるまでに作付面積を拡大してきました。
しかしながら、ほ場は100 ヶ所以上に分散、1つのほ場あたりの面積が小さく、大規模農業を行うための土地を探してきたところでした。
そうしたなか、営農再開を進める浪江町では大規模経営が可能なうえ、夏は暑すぎず、冬も寒すぎない長ネギ栽培に適した気候のため、参入を検討。
●国・県・各市町村・JA・関係機関がしっかりタッグ
JAさまが進められていた両社の浪江町参入に対して、浪江町さまと連携して農地確保の支援にあたらせて頂きました。
- 町・JA・協力農家の皆さまと一緒に
(令和3(2021)年4月)
●とことんご支援。皆さまと共に新たな取組みに挑戦し続けます。
福島相双復興推進機構は、両社に対して土地所有者との農地の交渉、使用する堆肥の調達や補助事業の適用、獣害対策など、参入条件の調整・整備面でご支援させていただきました。
参入時の長ネギ作付は5ヘクタール。両社は、将来的には100 ヘクタール規模の全国一の長ネギ産地化を目指しています。
- 参入プランのご提案
(令和2(2020)年9月)
- ほ場への堆肥散布の際は、
近隣の皆さまにご説明
(令和3(2021)年2月)
- 参入地域の皆さまと組合設立
(令和3(2021)年4月)
福島相双復興推進機構は今後の経営規模拡大に向けて引き続きご支援させていただきます。
販路開拓支援の取組事例
(地場産品コーナーへの出品等の支援)
農業者さまの地場産品コーナーへの出品に向けた販路支援(出店調整)を実施しました。
これまでに約120件の支援を実施しております。令和3(2021)年2月末現在。
地場産品コーナーへの出品例
地元スーパーで常設されている地場産品コーナーでは、お客さまからも好評をいただいております(南相馬市・富岡町・相馬市・福島市・伊達市・いわき市の店舗への出荷を支援)
●その他、主な販売先※2021年8月現在
- いちい(一部店舗)
- さくらステーションKINONE(富岡町)
- ブイチェーンネモト(楢葉町)
- 道の駅ならは(楢葉町)
- ヨークベニマル(福島・伊達、浜通り、県中地区 ※一部店舗を除く)
●ご相談ください。このような要望に対応します!
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- 農産物をもう少し高く売りたい
- 農産物の販売先を見つけたい
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- 六次化などの高付加価値化や好条件の販路形成
- 新たな販路の開拓