事業者・農業者の“いま”
「Le temps Merveilleux(ル・タン・メルヴェイユ)」で素敵な時間を!(浪江町→新潟市)
東京支部の菊池、伊藤です。今回は、浪江町で洋菓子店を経営されていた佐藤徹夫さんが、新潟市西区でオープンされた「ル・タン・メルヴェイユ」を紹介します。
オーナーパティシエの佐藤さんは、大熊町出身。東京の洋菓子店やフレンチレストランで11年間パティシエの腕を磨き、2004年に浪江町で洋菓子店「パティスリー・ アドゥシール」をオープンしました。
地元の方々から愛されていたお店でしたが、オープン7年目で東日本大震災のためやむなく閉店、佐藤さんは新潟県に移転されました。
その後、佐藤さんは、移転先の新潟で新店舗オープンに向けた情報収集などを始めましたが、未知の土地である新潟での作業は手探り状態、ご苦労も多く、オープン準備に3年の月日がかかりました。
そして、2015年、遂に新潟市の小針に念願の「Le temps Merveilleux(ル・タン・メルヴェイユ)」をオープン。板チョコをモチーフにしたモダンな洋菓子店には、連日お洒落で美味しいケーキやチョコレート・焼き菓子等を求めて多くのファンが訪れ、たちまち新潟の人気店となりました。
店名の「Le temps Merveilleux(ル・タン・メルヴェイユ)」はフランス語で「素敵な時間」という意味。
「ケーキやチョコレートは日常で無くても生きていけるもの、いわば嗜好品・贅沢品です。だからこそ、選ぶ時間を含めた、良い意味での「非現実感」を味わってもらいたい」という佐藤さんの想いが込められています。内装や商品の見せ方にもこだわりがあり、ゆったりとした作りのカフェスペースやショーケースに一つ一つ綺麗に並べられた種類豊富なチョコレート、見ているだけで美味しさが伝わってくるような美しくお洒落な数々のケーキにうっとりします。来店されたお客様が、どれを買おうか悩んでしまう、そんな贅沢で「素敵な時間」を味わっていただきたいという想いが伝わってきます。
東京のフレンチレストランでデセール担当をしていた佐藤さんが作るスイーツは、スタンダードなものから、期間限定でアクセントにバジリコや大葉など通常の料理に使う食材を取り入れているものもあり、意外性と美味しさの発見に虜になる方も多いようです。また、男性ファンも多く、カフェスペースで寛ぐ「おひとりさまスイーツ男子」もいらっしゃるそうですよ。
スイーツ好きな方は是非ご来店を!!
■店舗情報
<Le temps Merveilleux(ル・タン・メルヴェイユ)>
◇住所:新潟県新潟市西区小新5-5-7
◇電話:025-201-2205
*現在、新型コロナウイルス感染拡大のため、カフェスペースは休止しております。
2022年5月26日掲載
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