まちの“いま”
内堀雅雄福島県知事が双葉町の地域活動拠点FUTAHOMEをご視察されました!
2025年7月29日、内堀知事が県内市町村の巡回視察をされる中で、双葉町を訪れ、当地の地域活動拠点「FUTAHOME(ふたほめ)」をご視察されました。
当日は、暑さ厳しい真夏の日差しが降り注ぐ中でしたが、伊澤史朗 双葉町長をはじめとした町関係者の皆さまの同行のもと、コトラボ合同会社の岡部友彦社長と星翔太施設長が、FUTAHOMEが開設された経緯や、開設後の地域連携・起業支援・交流活動に至るまでの取り組みについて丁寧に説明されていました。
さらに、今回の視察では、FUTAHOMEに隣接して設けられているコーヒー豆焙煎所「open roastery Alu(オープン・ロースタリー・アル)」にも立ち寄られ、実際の焙煎設備や地域住民との交流スペースなどを見学されていました。
知事からは、「双葉町は復興のスタートが始まったばかりですが、このように地域のみなさまを結ぶ拠点がしっかりと運営されていることは、非常に頼もしい限りです」とのお言葉がありました。今回の知事による視察は、県内巡回の一環として実施されたものですが、復興が始まったばかりの双葉町において、FUTAHOMEのような地域拠点と、Aluのような新たな産業・交流拠点がしっかりと機能している姿を県トップにご覧いただき、少しの時間であってもコミュニケーションできたことは、今後の地域展開に向けた大きな励みになると感じました。
【FUTAHOME(ふたほめ)のご紹介】
・FUTAHOMEは、2025年2月にオープンした、双葉町駅前の地域活動拠点です。コトラボ合同会社、東北大学、福島大学、UR都市機構の4者が連携し、「地域のみなさんのつながり」「新しいチャレンジ」「学びと交流の場づくり」を目指して設立されました。
・施設は2階建てで、以下のような空間構成となっています
■【1階】カフェ&チャレンジスペース
・地域の飲食事業者や起業希望者が期間限定で出店できるスペースです。現在は、「FUTAHOMEカフェ」、「じょーじのはっぴーきっちん」、「rita(夜間営業)」の飲食店営業に加えて、「堀本大樹先生による出張整体」などが活動を展開中。8月からは、「粋家」のランチ営業もスタートする予定となっています。
■【2階】コワーキングスペース・交流スペース
・Wi-Fi完備、ミーティング利用も可能な開放型ワークスペース。地域内外の事業者や個人が集まり、交流しながら新たなアイデアを育てています。また、福島大学・東北大学などによる復興・地域研究の拠点としての機能も担っています。
【open roastery Alu(オープン・ロースタリー・アル)のご紹介】
・FUTAHOMEに隣接する「open roastery Alu」は、2024年に開設されたコーヒー豆焙煎所兼地域交流拠点です。
・洗練された小規模焙煎設備を備え、地域住民や来訪者が香り高い自家焙煎コーヒーを楽しめる空間となっており、焙煎体験やイベント開催も積極的に行っています。
・名前の「Alu(アル)」には、「あるものを活かし、未来をともにつくる」という意味が込められており、まちの復興や人々のつながりを生み出す原点として機能しています。
2025年8月1日掲載
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