事業者・農業者の“いま”
(川内村)猪狩いちご園でいちご狩りの体験学習が行われました!
2月20日、土耕栽培でいちごを生産する「猪狩いちご園(猪狩義行さん)」で、昨年9月に植え付けたいちごの収穫体験学習が行われました。
川内小中学園が、「児童たちにふるさとである川内村をもっと知ってもらおう」と企画されたもので2年目の開催ですが、趣旨に賛同された農園オーナーの猪狩さんご夫妻の協力により行われています。参加したのは、半年前に植え付け体験学習を行った川内小中学園3、4年生18名の児童です。その際、「いちごの一番美味しい季節、来年の2月にまたお会いしましょう。思う存分いちごを食べてください」と、栽培ハウスへの招待を約束しており、児童にとっては忘れられない、待ちに待った「収穫体験の校外学習」です。
まずは、猪狩さんから生産した3種類のいちごの特徴を説明し、美味しいいちごの見分け方、もぎ方、食べ方の説明を聞いたところで、収穫体験がスタートです!児童は一目散にいちごの栽培ハウスへ駆け出しました。
福島県オリジナルブランドの「ゆうやけベリー」、ツヤがあり鮮やかな赤い色の「紅ほっぺ」、果皮が白色で、種は赤く、実が白い「天使のいちご」の3種類を生産していますが、まずは児童自身が植え付けた「ゆうやけベリー」を収穫し、「紅ほっぺ」「天使のいちご」と摘み取りを続けました。児童はたくさんのいちごを口いっぱいに頬張りながら、「初めて食べた。」「美味しい!」「甘~い!」と歓声を上げ、その食べっぷりに、猪狩さんご夫妻は、「今年もたくさん食べましたね!」と、嬉しそうな子供たちを笑顔で見つめていました。
最後に児童から、「自分が植えたいちごが立派に育って嬉しかった。」「大きいものから小さいものまでたくさん食べることができた。」「とても美味しいいちごでした!」と、一人ずつ感想が発表され、遂には「おなか一杯になりました!」と笑顔で感謝が伝えられました。猪狩さんからは、「来年も来てくださいね!」と嬉しい言葉があり、体験学習会は閉会しました。
こういった機会に恵まれ、児童は「わが村の味」として「川内産いちご」を体感できたのではないでしょうか。いちごが食べたくなったら村内の直売所「あれ・これ市場」や小野町のスーパーに行っておねだりするのかな。猪狩いちご園にも立ち寄ってくれるといいですね。楽しく、あっという間の体験学習会でした。
○生産者:猪狩いちご園 猪狩義行(いがりよしゆき)さん
○住所:双葉郡川内村上川内字木ノ葉橋120-2
○電話:090-9744-8772 ※お問い合わせはこちらへ
2025年2月27日掲載
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