事業者・農業者の“いま”
(川内村)猪狩いちご園でいちご苗定植の体験学習が行われました!
今年もようやく暑さが和らぎ、9月24日、川内村の猪狩いちご園でいちご苗定植(植付け)の体験学習が行われました。今年で2回目となる川内小中学園3、4年生の校外学習で、『子どもたちにふるさとである川内村をもっと知ってもらおう』という趣旨で企画されました。今年は“ゆうやけベリー”の定植です。
冒頭、農園オーナーの猪狩義行さんが「“ゆうやけベリー”を知っているかい?」と質問したところ、およそ20人の児童ほとんどが認知していましたが「食べたことあるかい?」との問いには2人の児童しか手が上がりませんでした。それもそのはず、“ゆうやけベリー”は、令和4年12月にデビューした福島県オリジナルの新しいいちご品種だからです。双葉郡では唯一、猪狩いちご園で今年から栽培されることになりました。
さて、学習会はいちご苗が整然と準備されたハウス内のほ場で行われ、一人10個のいちご苗の定植を目標にしましたが、手際が良く、あっという間に作業は終了。その後に、児童からの質問タイムが行われました。その中で猪狩いちご園のいちごの美味しさについてお話がありました。
➀土の中で育てていて、微生物がとても頑張っている。
➁ハウス内で不足しがちな二酸化炭素を強制的に送り込み、光合成を活発にしている。
➂日の出前に完熟のいちごを収穫し、すぐに出荷している。
とのことで、微生物や二酸化炭素の必要性等、児童にもとても勉強になったようでした。
そして最後に、猪狩さんより「いちごの一番美味しい季節、来年の2月にまたお会いしましょう。思う存分いちごを食べてください」と、いちご収穫体験へのご招待が発表され、児童の「ヤッター」の歓声のもと、今回の体験へのお礼の挨拶が行われ、学習会は終了しました。来年の収穫が今から楽しみですね。
2024年10月7日掲載
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