事業者・農業者の“いま”
(川内村)ブロッコリーの収穫が始まりました!
12月19日、川内村の農業生産法人株式会社緑里(代表:河原修一さん)のブロッコリーほ場(5反)で、いよいよ収穫が始まりました。花蕾(からい)がぎゅっと詰まっているのは栄養を十分吸収して健康に育ったという証です。今年は昨年より気温が低いため、収穫時期が遅れました。川内村は冬の寒さが厳しく、しかし、寒くなるほどに甘みを増すのがブロッコリーの特徴です。これからの時期、ますます楽しみですね。
さて、ブロッコリーの作付けは、代表の奥様、茂美さんが主に担当され、茂美さんの愛情と丁寧な手作業がブロッコリーの品質を保つ秘訣になっています。農薬不使用で栽培されたブロッコリーは、2L・L・Mサイズの3種類、合わせて42箱(約400株)がこの日収穫されました。作業は、緑里の職員が加わり、一株一株を丁寧に刈り取り、その後、軽トラックの荷台で、茂美さんが手作業で調整、選別・検品を行い、他の職員がサイズ別に美しく箱詰めしていきます。この箱詰め作業が商品の価値を左右する重要なポイントにもなります。
この日収穫したブロッコリーは福島市公設地方卸売市場で取引され、消費者の皆さんへ届けられます。物流課題もあり、川内村の野菜が村外に出荷されることはまだまだ多くありませんが、新鮮で安全、そして評判の野菜を皆さんに知っていただけるよう、私たちもお手伝いを続けていきたいと思います。
(追伸)
緑里では、昔から地元で愛される美味しさを楽しんで欲しいと、「えごま」や「凍み餅」「凍み大根」等、川内村の食材を使った品々を、愛情をこめて作り上げ、販売しています。
最近では、「いりえごま」をすりつぶし、粉状にしたもので、香りと風味、栄養吸収率の高い「すりえごま」が人気だそうです。関心のある方は是非、商品ラインナップをご覧ください。
農業生産法人緑里 商品紹介
https://midorinohyakushoya.jp/products/
2024年12月26日掲載
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