事業者・農業者の“いま”
居酒屋「招楽」のご紹介
東京支部から、福島県浪江町より移転し神奈川県秦野市の東海大学前駅近くで営業中の居酒屋「招楽」のご紹介です。
「招楽」は、以前は浪江町で先代の店主本田珠子(しゅうこ)さんが切り盛りしていた人気の居酒屋でした。震災のためやむなく長女の住む神奈川県秦野市に避難しましたが、2017年に現店主で長男の裕典さんが中心となり、避難先で復活しました。学生の街で店を開いたことから、当初は名物料理「からあげ」をリーズナブルな価格で提供してきました。4個から10個のからあげの個数で役職を表した「定職メニュー」は、もちろん数が増えると割安になるので、お腹をすかせた体育会系の学生さんなどに好評でした。
ところが、再オープンから6年以上経過すると、かつて学生だった皆さんが社会人となり、久々に店を訪れ懐かしい顔を見せてくれるようになりました。学生時代の思い出の「からあげ」も、もちろん食べてもらいたいのですが、浪江店時代の自慢の味である魚料理も提供できたらと思うようになり、メニューに加えることとしました。今回いただいたのは大きなホッケ焼で、名店の味を堪能しました。
また、新聞紙面で話題となった、浪江町の旧店舗の跡地に残された石製の招き猫が、あるお客様の取り計らいで現店舗に戻ってきました。店の象徴的な存在であった招き猫と再び一緒に営業できることになり、魚料理も加わり昔懐かしい味が楽しめる「招楽」に、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
【店舗情報】
住所 神奈川県秦野市南矢名2丁目3−20
℡ 0463-79-8223
最寄り駅 小田急線 東海大学前駅から徒歩4分
営業時間 17:00〜22:30
定休日 木曜日、日曜日
【2024年3月25日掲載】
2024年3月25日掲載
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