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「第2回川内村ぶどう品評会」が開催されました!


秋の訪れを感じる川内村(コミュニティセンター)で、去る9月28日、産地化に向けた技術向上を目的に「第2回川内村ぶどう品評会」が開催され、13名の生産者が今年収穫したぶどうの出来栄えを競いました。

川内村では、2015(平成27)年より、寒暖差のある気候や水稲育苗ハウスの活用等によるハウスぶどう栽培が始まり、その後「川内村ハウスぶどう生産組合」が設立され、現在では40名以上の生産者がハウスぶどう栽培に取り組んでいます。

今年は川内村でも猛暑が続き、ぶどうの生育具合が心配されましたが、出品された「ナガノパープル」「安芸クイーン」「ピオーネ」「BKシードレス」「シャインマスカット」は、糖度、房の形、粒の大きさなど、どの評価項目とも素晴らしい出来栄えで、厳正な審査の結果、「村長賞」「所長賞」「特別賞」が決定しました。(川内村村長、県相双農林事務所双葉農業普及所長、JA福島さくら職員他が審査)

今回、各賞を受賞された方のみならず、惜しくも受賞を逃したみなさんも、愛情を注いで栽培されたハウスぶどうに誇らしげな笑顔が印象的でした。
表彰式では遠藤村長からお祝いの言葉に加え、今後も地域の活性化に向けて「技術力・生産力の向上」、「販売戦略の充実」に生産者のみなさんが協働で取り組んでほしいとの激励がありました。

川内村産ハウスぶどうは、村内の直売所「あれ・これ市場」等で販売され、売行きも好調とのことです。この機会に、地元生産者の愛がこもった川内村のハウスぶどうを味わってみてはいかがでしょうか。
そして川内村は、モリアオガエルやいわなの郷としても知られ、日本を代表する詩人、草野心平ゆかりの施設(天山文庫、草野心平資料館)や日帰り入浴施設(かわうちの湯)があり、自然や文化、癒しを感じることができます。是非、足を運んでいただき、豊かな自然の中で充実した時間を過ごしてみてください。

2023年10月16日掲載

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