事業者・農業者の“いま”
双葉町での農業の再開に向けた取組みをご紹介します
双葉町両竹(もろたけ)地区(産業交流センターの北側の地域)にある、およそ28ヘクタール分(東京ドーム6個分)の農地の保全管理(除草)方法をご紹介します。
この地区は、平坦でまとまった水田が広がる排水性の良いエリアでしたが、震災による津波被害を受け、多くの農地が排水不良の問題を抱えています。
そのため、通常はトラクターによる機械除草を行うところ、機械の乗り入れが安定しないため、「無人ヘリによる除草剤の空中散布」を行っています。
今回は、比較的風の少ない早朝5時から作業を始めました。無人ヘリのオーバーヒート防止のため、作業後半は除草剤の積載量を減らしながら飛行させ、暑さが際立ってきた午前10時頃には地区内全域の除草剤散布が終了しました。除草剤を散布すると草は一週間ほどで枯れるとのことです。
両竹地区農地保全管理組合の皆さんは、早朝からの作業のため前日から双葉町に集合し準備を行いました。作業された方には、避難先の埼玉県等から駆け付けた方もいらっしゃるとのことです。
双葉町の営農再開ビジョンでは、この地区で施設園芸による「浜風ホウレンソウ」の復活や、水稲生産の再開による原風景の回復が描かれています。
皆さんも双葉町の応援を是非よろしくお願いします。
2022年7月12日掲載
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