事業者・農業者の“いま”

ホーム > 福島相双の“いま” > 事業者・農業者の“いま” > 高田島自然薯栽培組合 「天空の自然薯」を収穫しました

高田島自然薯栽培組合 「天空の自然薯」を収穫しました

11月18日、福島県川内村上川内第一区にある「高田島自然薯栽培組合」では、組合員やご家族、関係者25名が集まり、3年目となる自然薯の収穫を行いました。
標高500~700mのこの地域は「天空の里」と呼ばれ、専用パイプを使った農法で丁寧に栽培された自然薯は、村の特産品化と地域の活力を高める思いを込め「天空の自然薯」と命名されています。

今年の収穫目標は昨年の700本を超える1,000本。そのうち210本を掘り起こし、気温5℃の寒さの中、スコップや手作業で自然薯を傷つけないよう慎重に作業しました。掘り起こすたびに「今年の出来は良いね」「これは良いサイズだ!」と笑顔と歓声が広がり、温かな雰囲気に包まれました。「年を重ねるごとに良い出来になるね」と、自信を持ってお届けできると手応えを感じていました。

「天空の自然薯」は、村内の直売所「あれ・これ市場」やふるさと納税の返礼品として大好評。さらに、いわき市のフレンチレストランでも食材として高い評価をいただいています。今後は村内の飲食店でも提供予定で、地域の魅力を広く知っていただくため、取り扱い先の拡大にも力を入れています。村の特産品として育てていくことで、川内村の自然と人々の思いを全国に届けたいと考えています。

村内の直売所「あれ・これ市場」での販売は12月上旬からを予定しています。
数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。
<あれ・これ市場>
福島県双葉郡川内村大字上川内字早渡11-74(定休日:火曜日)

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • note
  • pintarest

2025年12月3日掲載

同市町村の他の記事

福島相双の“いま”