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【新商品紹介】福島ロボットテストフィールド公式キャラクター「ロテフィ―」フィギュア販売中!


東日本大震災や原子力災害によって失われた地域の産業を回復するため、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト「福島イノベーションコースト構想」に基づいて整備された、福島ロボットテストフィールド(以降、RTF)の公式キャラクター「ロテフィ―(※1)」のフィギュアが販売中です。
ロテフィ―は、浪江町の藤橋産業団地内に所在する「富士コンピュータ株式会社 AI技術研究所」(本社は兵庫県)で誕生しました。

可愛らしい猫型ロボットのロテフィーフィギュアとして世へ生み出す機械は何とも驚き!プリンターなのです。AI技術研究所では「3Dプリンター」(※2)を使い、環境に配慮したPLA樹脂(ポリ乳酸)という植物由来のバイオプラスチックを用いてフィギュアを製作しています。このプラスチックは、燃やしても有毒ガスが発生せず、廃棄後も土に戻る環境に優しいプラスチック。このプラスチックを溶かし、一層一層を重ね、ロテフィ―を成型していきます。頭部・胴体・手足や耳などを別々に成型し、それぞれ細かなパーツを人の手で接着して仕上げます。そのため、ロテフィ―1体を作るには3日程かかるそうです。AI技術研究所では、ロテフィ―だけではなく、浪江町のゆるキャラ「うけどん」のフィギュア、キーホルダー等も製作しています。

製作者の新川さんは、「2次元から機械によって3次元に変換して作れる物づくりの技術を世に出すことで、ロボットの町南相馬をもっとPRしたい。金属切削加工のような引き算(削る)の加工だけではなく、足し算(重ねていく)の加工も出来る事を、手に取って多くの方々に知って貰い、3D印刷製品を体感して頂きたい。今後、進化し続ける機械による物づくりにチャレンジし続けたい。」と話されておられました。
ロテフィ―フィギュアは、道の駅南相馬で販売中です。(1体1,320円~、2023/11時点)
可愛いロテフィ―をぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

(※1)ロテフィーについて
ロテフィ―は、「ロボットが家族のように身近な存在に感じてもらえて、近い将来、社会や人の心をより豊かにしてくれるように」との思いから、デザインを親しみやすい動物型のロボットとし、「陸海空のフィールド」というRTFのイメージを青色と黄色の配色で表現され、未来的でありながら、幅広い年代の方々が受け入れやすい親しみのあるフォルムと表情をRTF職員が制作したキャラクターで、687件のネーミング公募から決定しました。

(※2)3Dプリンターとは
3DCADやデジタル造形(モデリング)などの3Dデータをもとに、材料を一層ずつ積み重ねながら立体的な像を作る機械。

◆3Dプリンタの動画
https://youtu.be/zI_LvmsGOaE

◆製造元:富士コンピュータ㈱ AI技術研究所
 住 所:福島県双葉郡浪江町大字藤橋字出口45-7 藤橋産業団地内
TEL:0240-23-5230
メール:shinkawa@ai-giken.net

実際に印刷している様子やサンプル見学、3D印刷のお仕事(フィギュアや3DCADおよびデジタル造形:モデリング)の相談などございましたら、上記電話番号またはメールアドレスにて、新川さんにお問い合わせください。

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2023年11月20日掲載

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