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浪江から郡山へ。10代の歴史をつなぐ(陶徳窯)

江戸時代初期、元禄年間に、現在の福島県双葉郡浪江町大堀(おおぼり)地区で誕生した大堀相馬焼。
相馬中村藩の庇護のもと、最盛期には百軒以上の窯元がひしめき、大堀地区は陶器の一大産地として栄えました。
 
しかし、2011年3月の東日本大震災に伴う原発事故により窯元は一つ残らず避難。
各窯元が県内外に新たな拠点を構えるなか、陶徳窯は福島県郡山市を新たな創作の地に選び、
10代にわたり積み上げてきたその技術を今日に受け継いでいます。

陶徳窯では「青ひび」と呼ばれる釉薬や二重構造といった、長く受け継いできた大堀相馬焼ならではの特徴を残しつつ、
新しい感性や発想をまとった「陶徳ならではの器」を創造しています。

■大堀相馬焼 陶徳窯
福島県郡山市田村町金屋字上川原176
Tel.090-4476-8406
Mail.masanori.suetoku@gmail.com

これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now

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2024年7月31日掲載

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