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浪江町東日本大震災慰霊碑


浪江町にある町営大平山霊園に建立されている「浪江町東日本大震災慰霊碑」。
そこから海側に目を向けると、震災遺構として保存が決まった請戸小学校が見えます。

請戸小学校は、海から内陸に約300メートルのところに建っています。
2011年3月11日の大地震後、校舎にいた児童83人と教職員は、約2キロ離れた大平山まで歩いて避難し、全員無事助かりました。

児童たちが避難した後の小学校を大津波が襲いました。
鉄筋コンクリート2階建ての校舎1階を中心に、散乱した室内、曲がった窓枠など、生々しい大津波の爪痕が残っています。
現在は、震災遺構として一般公開するため、改修工事が行われています。

緑のじゅうたんに、初夏の日差し、雲一つない青空。
あらためて、東日本大震災で犠牲になられた方の鎮魂と町の復興を願います。広報課岡安。

2021年6月22日掲載

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