まちの“いま”
浪江町にある「福島水素エネルギー研究フィールド」
この丘の向こうにあるのは?
浪江町にある「福島水素エネルギー研究フィールド」です。
たくさんの太陽光発電パネルの向こう側にあるのが、水素製造建屋。
太陽光発電などの再生可能エネルギーなどから毎時1,200Nm3(定格運転時)の水素を製造する能力を持ち、電力系統に対する需給調整を行うことで、出力変動の大きい再生可能エネルギーの電力を最大限利用するとともに、クリーンで低コストの水素製造技術の確立を目指して実証を行っている施設です。
来年、福島県とトヨタ自動車は、大手コンビニチェーンや地元のヨークベニマルなどのスーパーと連携して、水素を活用した街づくりのプロジェクトを始める予定。
このプロジェクトでは、「福島水素エネルギー研究フィールド」で作られた水素が使われる予定です。
あらたな未来のまちづくり、はじまります。
2021年6月16日掲載