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「第3回 川内村ぶどう品評会」が開催されました!


10月3日、ぶどう産地の維持・拡大への技術習得と意欲向上を目的に「第3回 川内村ぶどう品評会」が村役場主催(県相双農林事務所双葉農業普及所とJA福島さくらが協力)で開催され、12名の生産者が今年収穫したぶどうの出来栄えを競いました。

川内村では、2015(平成27)年より、寒暖差のある気候と水稲育苗ハウスを活用したハウスぶどう栽培に挑戦する方が増えており、現在では約50軒の生産農家が栽培を行っています。今年も猛暑が続き、生育が心配されましたが、出品された「シャインマスカット」「クインニーナ」「ピオーネ」「ナガノパープル」「BKシードレス」の計15作品は、糖度、食味、房形、粒の大きさ、色など甲乙つけがたい素晴らしい出来で、厳正な審査の結果、「村長賞」「所長賞」「特別賞」が選ばれました。

表彰式では遠藤雄幸村長からのお祝いの言葉に加え、「地域の活性化に向け、今後もぶどう栽培を大いに盛り上げてほしい」とのお話がありました。受賞された方からは、「作業の大変さから、摘粒などは投げ出したいと思ったこともあったが、ぶどう栽培を行う仲間からの励ましや、指導のお陰で今日を迎えることができた。」との感謝の思いが伝えられ、猛暑続きの今夏、授賞式での喜びからは、うかがい知れないご苦労があったことを感じました。また、「川内ブランドを作ることが目標」と発言された生産者の意欲的な言葉が強く印象に残りました。みなさんの努力されている姿と、盛り上がりを見ると、川内村のハウスぶどうが福島県を代表する特産品になるのも、そう遠くないかもしれません。

川内村産ハウスぶどうは、村内の直売所「あれ・これ市場」等で販売され、連日完売する人気ぶりです。是非、足を運んでいただき、秋の味覚をお楽しみください。

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2024年10月16日掲載

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