事業者・農業者の“いま”

ホーム > 福島相双の“いま” > 事業者・農業者の“いま” > 「プロバイオポニックス技術による養液栽培の農産物JAS」の国内第一号の認証を受けられました。

「プロバイオポニックス技術による養液栽培の農産物JAS」の国内第一号の認証を受けられました。

福島支部です。

飯舘村でミニトマトを水耕栽培されている鈴木農園の鈴木秀範さんは、2022年に新たに制定された「プロバイオポニックス技術による養液栽培の農産物JAS」の国内第一号の認証を受けられました。
プロバイオポニックスとは、「プロバイオティクス(人体に良い影響を与える菌、又は、それらを含む食品)」と「ハイドロポニックス(水耕栽培、養液栽培)」を掛け合わせた造語で、有機質肥料を使用した養液栽培の技術として特色のあるJAS規格となったものです。

鈴木さんはこの新しい技術に4年前からトライされ、新たな技術への試行錯誤も重ねながら栽培も軌道に乗せ、有機質の旨みを特徴として、出荷されています。
このミニトマトは飯舘村「道の駅までい館」や福島市のイトーヨーカ堂で12月中旬まで販売される予定です。

鈴木さんはこのJAS規格の第一号認証者として、技術を紹介する講師となられるなど多岐に渡ってご活躍されております。

これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now

2023年12月6日掲載

同市町村の他の記事

福島相双の“いま”