ご支援対象者様

東日本大震災・福島第一原子力発電所事故による被災12市町村に加え、 いわき市・相馬市・新地町の「水産仲買・加工業者など」の皆さま

ご支援対象者様

ご支援メニュー

ご支援メニュー

  • 販路開拓支援
    水産加工品の販路拡大に向け、県内外のスーパー・飲食店・業務用 卸し問屋・観光施設・道の駅など、多方面の販路先をご紹介し、企画書から商談・成約へ至るまでご支援します。
    • テスト販売支援
      定常取引に向け、実店舗でのテスト販売の評価は肝要です。官民合同チームでは、「ふくしま常磐大漁市」と称した販促イベントを取引候補先で企画し、支援事業者様の商品成約へのお手伝いをします。
    • 経営力強化支援
      一部の事業者様では、販路開拓が進んでも、潜在的な複数の経営課題等により必ずしも収益改善しないことがあります。財務分析をして経営上の真の課題を特定し、その根本原因の改善(経営力強化)と販路開拓を両輪で進めて効果を高める支援もしています。

新商品開拓支援
売れる新商品の開発(マーケットインの考え方)を目指し、商品企画から試作・販路確保まで一気通貫した新商品開発支援もお手伝いいたします。
人材確保支援
工場の従業員や事務員など、人手不足や跡継ぎ・幹部候補などで人材の確保を希望する事業者様に対し、採用活動への助言、求人広告の掲載等のご支援もしております。
補助金申請支援
事業に関わる設備・機器類の導入や商品開発費用など、官公庁の各種補助金制度(経済産業省、水産庁、福島県 等)を活用される際の、申請書類作成の助言等のご支援も行っております。
生産性改善支援
工場の製造ラインにおける動線や機器配置のロス見直しや、新たな機器導入で効率化を図りたいなど、生産性改善の助言のご支援もしております。

ご支援の実績概観

2025年2月末時点
水産関係事業者
支援状況
事業者数 継続訪問者数 支援実施中
129 83 46
2021~2025年2月末時点累計(支援完了含む)
分類 事業者の課題項目(支援メニュー) 要望事業者数
支援
要望
項目
①売上向上(販路開拓・新商品開発) 34
②人材派遣支援 24
③補助金申請支援(経産省・水産庁・県補助金 等) 22
④事業計画策定 16
⑤生産性改善 9
⑥その他(ふぐ資格取得支援 等) 38

ご支援例(個社支援)

販路開拓支援

新商品開発支援

人材確保支援

テスト販売支援

補助金申請支援

その他支援

【参考】その他面的な取組事例

官民合同チームでは、個社支援と並行して、地域の共通課題や水産業全体の課題にもチャレンジし、事業者様や関係機関と密に連携を図りながら、面的支援にも取り組んでおります。皆さまへの個社支援を強力に推進するだけでなく、様々な取組を通じて、その先の「福島県水産業の復興」への貢献を目指します。

常磐もの認知度向上

未利用魚の活用推進

個社・地域間連携促進

産地視察の強化

取組事例のご紹介

令和5年7月版

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令和6年5月版

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令和7年4月版

PDFダウンロード

官民合同チーム「活動報告会」での取組ご紹介(プレゼン動画)

このたび、令和6年4月11日に「官民合同チーム活動報告会」を開催しましたので、水産関連のご支援事例について抜粋してご紹介いたします。

官民合同チーム活動報告会

発表タイトル
「福島の水産業を取り巻く新たな課題へのチャレンジ」
 ~個からチームへ 新たな事業者支援のカタチ~
支援・取組内容
  • 新たな課題は、①ALPS処理水放出に伴う風評等への不安、②水揚げ減少と処理水放出に伴う応援消費の需給ギャップ、③海況変化による水揚げ魚種の変化と対応不安の3点
  • これら共通課題に対し、主な取組として①販促イベントを通じたふくしま常磐ものの認知度向上、②販路開拓支援を通じた経営力強化、③トラフグ(福とら)を活用した新たな商品開発へのワンストップの支援を実施

【ダイジェスト動画】

第5回畜産セミナー(2022年6月28日・於テラス石森)

「阿武隈・相双地域等における特色ある畜産経営を考える」~地域の飼料自給率向上に向けて~

  • 「耕作放棄地を草地活用した肉用牛繁殖経営からブランドづくりまで」
     瀬尾亮氏(瀬尾ファーム代表)
  • 「田村地域のWCS生産が抱える課題について)」
     壁谷里織氏(県中農林事務所田村普及所主査)

ほか

まちづくりのお手伝い

生活・事業環境整備のためのまちづくり支援

相双機構職員が自治体などを日々訪問し、各々が抱える課題を把握、整理し、まちづくり専門家(コンサルタント)とともに課題解決のための支援を行うとともに、必要に応じて自治体からの要請に基づき、まちづくり専門家によるハンズオン支援(市町村の役場などに常駐)を行っています。

ハンズオン支援例

  • まちづくり会社の設立・運営の支援
  • 公設商業施設の開業・運営の支援
  • 駅前再開発の機能整理に対する支援

まちづくり会社の設立・運営の支援

まちづくり会社の設立、事業運営、経営計画の策定、販路拡大策等の支援を実施し、まちのにぎわいづくりを創出しました。

葛尾村

まちづくり専門家のエスコートにより、葛尾むらづくり公社の職員が宮城県丸森町の人気のタピオカ店等を訪問し、地域商社の自社商品開発と販売の手法を学ぶ視察を実施

飯舘村

まちづくり専門家のコーディネイトによる飯舘村役場、飯舘村民のにぎわいづくりのワークショップを実施

公設商業施設の開業・運営の支援

これまでの商業・交流施設の
開業・運営支援

楢葉町(笑ふるタウンならは)

支援先である楢葉町の意思決定をサポートすることで、公設施設「笑ふるタウンならは」の開業に貢献するとともに、施設の自立的な運営を行える体制づくりを進めました。

2018年6月の開業以来、来場者は着実に増加しており、2021年10月末までの累計来場者数は約201万人となっています。

商業施設「ここなら笑店街(しょうてんがい)」に入居するスーパーでは地元農業者の野菜等を販売する『地産地消コーナー』を設置し、売上も好調となっています。

駅前再開発の機能整理に対する支援

浪江駅前地域の再開発にあたって、駅周辺に必要となる機能(商業、住宅、公共施設等)の整理を支援しました。

また、ゼロカーボンシティ推進のための主要企業等と浪江町の連携を支援しました。

公設商業施設の開業・運営の支援

ビジネスマッチング・地元調達

「企業立地応援ガイド」

「企業立地応援ガイド」は、工場建設等の事業基盤から飲食・生活関連サービス等の生活基盤まで、進出企業が地元事業者と連携し、円滑に事業活動を始めるために必要な情報を網羅的にご提供しています。

本ガイドは12市町村の商工会・商工会議所の協力により作成しています。

企業立地応援ガイド
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関連リンク(外部サイト)

福島相双地域ビジネスマッチングプラットフォーム
「FukusoBiz」

「FukusoBiz」は、福島相双地域における地元製造業の事業者を紹介するウェブサイトです。

国内大手の製造業ポータルサイト「EMIDAS」と連携しており、設計、表面処理など製造工程において必要となってくる加工を細かい種別ごとに絞り込んで事業者を検索することも可能です。
また、各事業者の技術・製品に関する写真や詳しい説明なども豊富に掲載しております。

福島相双地域における新規調達先をお探しの際は、「FukusoBiz」を是非ご活用ください。

FukusoBiz
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冊子版/電子版
「ロボット関連企業ガイドブック」

ロボット分野をはじめとする、相双地域の製造業事業者80者の情報を集約しています。

最新の事業者情報についてはFukusoBizをご参照ください。

ロボット関連企業ガイドブック電子版
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廃炉事業への参入

パンフレット
「廃炉のお仕事に役に立つ話」

これから新しく廃炉関連部品の製造など、廃炉事業への参入を検討している製造業の皆さまを対象に、必要な情報を整理しています。

本パンフレットは、東京電力ホールディングス、福島イノベーション・コースト構想推進機構、福島県ハイテクプラザ、日本原子力研究開発機構の協力を得て制作しています。

廃炉現場に納入する資機材・製品について、製造・納入・据付の各段階で、東京電力ホールディングスや元請企業等から求められることを解説するとともに、廃炉関連産業参入をサポートする、関係機関の情報も記載しています。

「福島廃炉産業マッチングサポート事務局」としての支援

「マッチングサポート事務局」は、福島イノベーション・コースト構想推進機構、東京電力ホールディングス、弊機構の3者で設置・運営しています。

本事務局では、福島第一原子力発電所における廃炉関連マッチング機会の提供、元請企業等との交流会、廃炉事業の理解促進に向けた廃炉スタディツアー(福島第一原子力発電所構内視察)などの実施を通じて、廃炉事業への参入を希望する地元事業者と元請企業のマッチングを促進しています。

「福島廃炉産業マッチングサポート事務局」としての支援

福島廃炉産業マッチングサポート事務局
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