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被災者の方々を中心に栃木県下野市を拠点として活動している「ふくしまあじさい会」のイベント「料理教室」「やさしい整体運動」が開催されました!

「ふくしまあじさい会」では、“つながり支援事業”を利用し、2022年9月から2023年1月まで、毎月第二木曜日の定例会に合わせて、合計5回のイベントを企画。第1回目は「クラフト工芸教室」第2回目は「マスクで気になるお肌マッサージ教室」でした。

 

第3回目は、「国産牛ステーキと幻のしいたけ(トムトム)ステーキを楽しむ料理教室(11/10)」。講師は、震災前、浪江町にて「食堂いろり」を営み、震災後は栃木市にて「ごはん屋 ヤマボウシ」を再開した朝田ひろみさんとご子息。

第4回目は、「南相馬の前田豚とんかつと餅を楽しむ料理教室(12/8)」。浪江町にて「安部ファーム」を営んでいる藤 一美さんが講師をされました。

どちらの回も、みなさん和気あいあいと調理し、美味しくできたお料理に舌鼓。会話も弾んで、より親睦が深まったようです。

 

第5回目は、「やさしい整体運動(1/12)」を開催。講師は、現在つくば市で「フォレスト整体院」を営まれている双葉町出身の森田光明さんと浪江町出身の智美さんご夫妻。

光明さんの「私、なまってますかね~。なまってないですよね~」と、福島特有の優しいイントネーションでの第一声に、参加者の皆さんに笑顔があふれました。その後、和やかな雰囲気の中、カイロプラクティックや体の仕組みについて講義がありました。

座学後に実施された、二人一組の「ゆがみチェック」や「骨盤と背骨を整える体操」にもご夫妻の指導のもと積極的に取り組んでいました。

イベント終了後、参加者から「日常生活で気になる身体の痛みの原因がわかりとても参考となった。頭痛、胃痛なども背骨のゆがみからくるものとは知らなかった」「二人一組で行うことで、更に同郷の方と親近感がわいた。皆さん、同様に普段から痛みを抱えていることがわかり、なんとなく安心できた」との声も聞こえ、改めて健康を考える良い機会となり、また、更に「福島あじさい会」の皆さんの間に強い「つながり」が出来たようです。

2023年1月23日掲載

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