事業者・農業者の“いま”
農業参入した『友愛会ワークセンターさくら』の取り組みをご紹介(続報)
2022年10月19日の投稿で農業参入への挑戦についてご紹介した『社会福祉法人 友愛会ワークセンターさくら(広野町)』は、ブドウ施設見学や机上研修等、2023年度からの栽培開始に向けた準備を進められ、相双機構としても、認定新規就農者の申請等を支援させていただいています。
昨年12月にJA福島さくら主催(双葉農業普及所技術支援)による園芸生産部会向けの「ハウスブドウ剪定指導会」に参加され、オフシーズンの作業として大変重要な「枝の剪定」方法を学ぶと伺い、ご一緒させていただきました。
昨今、双葉郡内でのハウスブドウ栽培は川内村で盛んに行われていますが、広野町や楢葉町でも生産の広がりを見せています。今回の指導会には10者の先輩農業者が参加され、双葉農業普及所の方の剪定の実技を吸収するよう学ばれていました。
『友愛会ワークセンターさくら』の職員の方は、農業未経験の段階にありながらも、臆することなく、ハウスブドウの先輩農家の皆さんへ積極的に話しかけ、疑問の解消を図っていました。
職員の方からは「農業の入り口に立ったに過ぎないため、どんな事でも積極的に経験したい」という声や「こうした勉強会等を通じて、先輩農家の皆さんと広く繋がっていきたい」と
関係する皆さんとの繋がりの大切さを語られていました。
ゼロからの農業参入でやるべきことはまだまだ多くありますが、『友愛会ワークセンターさくら』は、広野町、普及所、JA、地域の農家の方々にご協力を仰ぎながら、農業参入へ挑戦されています。相双機構としても、引き続きご支援を続けてまいります。
2023年1月19日掲載
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