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菓子処かんの家「ナナちゃんのなみだ」のご紹介(楢葉町)


阿武隈山地の麓を南北に縦断する通称「山麓線(県道35号線)」沿いに、冬になると白鳥が飛来する「上繁岡大堤(かみしげおかおおつつみ)」があります。
80年代から地元有志「白鳥を守る会」の皆さんによる保護活動の結果、最盛期には1,200羽の白鳥が飛来し、地域の「冬の風物詩」となりました。
90年代初頭の冬・・・
一羽のコハクチョウが羽を負傷し仲間とはぐれてしまいました。
地域の皆さんの保護により、「ナナちゃん」と名付けられ愛されたこのコハクチョウは、その後18年間、越冬に飛来する仲間達を待ち続けたのでした。
2011年の東日本大震災後は、地域の皆さんも避難を余儀なくされ、避難解除後は餌付けも自粛。
白鳥飛来地も大堤の他、木戸川などに分散してしまいました。
震災から7年半。
2018年 楢葉町のお菓子屋さん「菓子処かんの家」さんは力強く楢葉町に帰還再開されました。
そんな、かんの家さんの名作「ナナちゃんのなみだ」をご紹介いたします。
涙するナナちゃんのイラストともに、「飛来した全ての鳥たちが、無事飛び立てますように」と、かんの家さんの願いが込められたパッケージに、シナモン香るスポンジ生地と、中には餡子と生クリームが絶妙なハーモニー。甘すぎない上品なお味の和洋折衷のお菓子です。
地域のストーリーが詰まった「ナナちゃんのなみだ」ぜひご賞味ください。

「ナナちゃんのなみだ」税抜130円/個、税込141円(6個/箱入税抜900円、税込972円)
※価格変更の可能性がありますことを、予めご了承ください。
※春の大堤は、桜の名所でもあります。

《事業者情報》
菓子処 かんの家
〒979-0604 福島県双葉郡楢葉町北田細内89-2
電話番号:0240-25-2028
定休日 日曜日、月曜日

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2022年8月9日掲載

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