事業者・農業者の“いま”
「農業参入した『友愛会ワークセンターさくら』の取り組みをご紹介(続報②)」
「社会福祉法人 友愛会ワークセンターさくら(広野町)」は、2023年度中のぶどう栽培開始に向けて準備を進められており、今回、JA福島さくら主催(双葉農業普及所技術支援)で、今年生えた枝を折れないようにテープを使ってワイヤーに固定する「新梢誘引」(しんしょうゆういん)等の方法を学ぶ「ハウスブドウ指導会」(川内村の生産者のほ場で開催)に参加すると伺い、ご一緒させていただきました。
昨年末に剪定した茶色い主枝からは、新しい緑色の枝が伸び、まだ小さいですが今年の実がなっていました。(写真参照)
先輩農業者にまじって参加された友愛会の職員の方も、指導する普及所の方の話に真剣に耳を傾け、「自分で作るブドウが出来るのが楽しみです」「何処へでも伺って積極的に勉強したいです」と意気込みを語られていました。
今回の指導会は川内村やその近隣地域の生産者およそ40者が参加しました。広野町から参加された先輩農業者へ「友愛会」が新規就農に向けて取り組んでいることを伝えると、「頑張ってください」との温かいお言葉をいただきました。
豊かな収穫に向け、適期の管理作業が必要となるこれからの時期は、毎月のように指導会が行われます。「友愛会」も、このような学びの場に積極的に参加し、農業参入への挑戦を続けられています。相双機構としても、引き続きご支援を続けてまいります。
2023年6月20日掲載
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