まちの“いま”

ホーム > 福島相双の“いま” > まちの“いま” > 楢葉町にある「しろはとファーム福島」の楢葉おいも熟成蔵等を見学させていただきました

楢葉町にある「しろはとファーム福島」の楢葉おいも熟成蔵等を見学させていただきました

楢葉町は農業再生に向け、ポテトアップルパイやいもけんぴ等の人気商品を作る「白ハト食品工業」(大阪本社)と共同し、2017年からサツマイモの試験栽培を開始。
2019年4月には、「白ハト食品工業」のグループ会社となる「福島しろはとファーム」が楢葉町に設立され、現在町内には約50haのサツマイモ畑が広がっています。
https://www.shirohato.com/FUKUSHIMA_NARAHA/

畑の広がりによる収穫量増加、年間を通じた出荷を可能とするため、楢葉おいも熟成蔵[甘藷貯蔵施設]を整備。
この貯蔵施設には、温度湿度を管理し貯蔵期間を延ばす処理を行う「キュアリング室」が4室、「甘藷貯蔵庫」が4室あり最大1,260トンの貯蔵が可能。
ご説明いただいた岡田さんによると「世界一の規模」とのこと。

また、完成したばかりの共同育苗施設内も見学させていただきました。気候の影響を受けずに育苗ができ、ここで育てられた苗を農業者に供給していくそうです。

自動運転トラクターやドローンによる農薬散布等のスマート農業による労働時間の平準化と作業効率の改善、『鉄コンテナによる甘藷育苗手法・一斉採苗手法』で特許も取得しており、「農業の可能性を感じて欲しい」と長井さん。

10月頃、楢葉町産のサツマイモの収穫が待ち遠しいですね。

2022年8月5日掲載

同市町村の他の記事

福島相双の“いま”