事業者・農業者の“いま”
ゆず太郎の郷で、子供たちが大興奮。田んぼで生き物探し
2026年7月8日、青空いっぱいに広がる夏空の下、楢葉町松館地区でお米やゆずなどを有機栽培している松本広行(松館有機有志会長)さんの田んぼで、楢葉小学校1・2年生による「生き物探し」が行われました。
最初は、恐る恐る田んぼをのぞき込んでいた子どもたちでしたが、カエルやおたまじゃくし、コウイムシ、ヤゴなど、さまざまな生き物をみつけると、「うわっ、いたいた!」と大興奮。田んぼの中に広がる小さないのちに、目を輝かせながら夢中になって探していました。
松本さんは、有機水田に育まれるさまざまな生き物との出会いを通じて、子どもたちに有機栽培のすばらしさや、自然とともに育つ農作物の魅力を感じてほしいと話していました。
この日は、双葉農業普及所から有機栽培担当の菅野さんも駆けつけ、どのような生き物がいるか教えていただきました。
有機栽培とは、化学的に合成された肥料や農薬に頼らず、たい肥などを活用した土づくりを基本に、自然の力を生かして作物を育てる栽培方法で、土や水、そこにすむ生き物たちとのつながりを大切にする環境にやさしい農業です。
この方法で生み出される効果は、安心して食べられる農産物を生むだけでなく、多様な生き物がすみやすい環境を育むことにもつながります。カエルやおたまじゃくし、昆虫などの小さないのちが見られることは、豊かな自然環境が保たれているしるしの一つです。
9年前から毎年行われている生き物探しは、子どもたちが楽しみながら、有機栽培が自然や地域の環境を守ることにつながっていることを感じるきっかけになったのではないでしょうか。
2026年7月17日掲載
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