看板
心を込めて育てた旬の恵み──瀧澤農園のニンニクとブルーベリー
福島県富岡町にある海岸線からほど近い高台に位置する農園に、また、実りの季節がやってきました。 農園を営むのは、瀧澤博一さんと、いつも寄り添い支える奥さまの美子さん。丹精込めて育ててきたニンニクとブルーベリーが、いよいよ収穫期を迎えています。
今年は天候に恵まれず、とくにニンニクの栽培には多くのご苦労があったといいます。それでも、畑には毎朝暗いうちから懸命に作物と向き合ってきた瀧澤さんの姿がありました。福島の農業を盛り上げたい──その強い思いから、前職を50代前半に早期退職され、専業農家となった情熱の人です。
収穫後の乾燥工程と粒の選別作業では時間をかけ、丁寧に行うことで、風味が引き立ち保存性も高まり、品質の良いものだけが出荷されることになります。このように手間ひまを惜しまない作業の積み重ねこそが、消費者の食卓に「おいしさ」と「安心」を届ける礎になっています。
ブルーベリーの栽培も、また繊細な手仕事の積み重ね。“摘花”と“摘果”の作業を適切な時期に丁寧に行うことで、甘くて大粒の果実に育ちます。 瀧澤農園では4品種ほどのブルーベリーを育てていますが、なかでも「チャンドラー」は500円玉ほどの大きさにもなり、甘みと酸味のバランスが絶妙で風味も優れた人気品種です。実を守るために、高額を投じて設置した鳥獣害防止ネットで圃場全体を覆うなど、きめ細かな配慮が随所に施されています。
収穫されたニンニクとブルーベリーは、いわき市内の「泉水耕栽農園 思いやりの丘フクハウス」さまに出荷され、瓶詰やフルーツ酢などに加工されて地元の大手スーパーや通販サイトで販売されるほか、富岡町ふるさと納税の返礼品としても取扱われています。ぜひフクハウスさまのホームページにアクセスし豊富なラインナップをご覧ください。また、JR常磐線富岡駅に併設されている富岡町観光協会案内所の直売コーナーでも販売されています。
瀧澤農園ではブルーベリーの摘み取り体験も実施しています。特に7月上旬には「チャンドラー」が収穫期を迎えます。収穫期が短いため、早めのご予約をお願い致します。旬の果実を自分の手で摘み取る喜びは、きっと特別な夏の思い出になるはずです。
瀧澤農園代表:瀧澤博一
〒979-1111 福島県双葉郡富岡町小浜85
TEL:090-9324-9712
泉水耕農園 思いやりの丘 フクハウス
〒971-8181 福島県いわき市泉町本谷字鹿野32-20
TEL:0246-88-9885 FAX:0246-88-9885
URL : https://fukuhaus.jp/