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福島相双復興官民合同チーム設立から10年 北村チーム長によるご挨拶
官民合同チームは、原子力災害で被災された事業者の方々の事業・なりわい再建を目的として2015年8月24日に設立され、以来10年間にわたり、国・県・東京電力等民間企業が一つのチームとして福島復興に向けた支援に取り組んでまいりました。
本日、官民合同チームの福島復興に向けたこれまで10年間の活動と、今後に向けた思いなど、北村 清士 官民合同チーム長のご挨拶を更新いたしました。
引き続き、福島相双復興官民合同チームの活動にご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
相双機構について ー理事長/チーム長 ご挨拶ー
https://www.fsrt.jp/outline
2025年8月16日(土)、南相馬市小高区の夏を彩る「おだか夏まつり」の盆踊りに参加しました!
南相馬市小高区は、2011年の東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所の事故によりすべての住民が避難し、避難指示が解除された2016年以降、避難された方々が少しずつ戻ってきている町です。そんな小高で、復興の願いと地域の絆を深めるために、町に暮らす方々が一体となった「おだか夏まつり」が開催されました。
会場は地元グルメやゲームが楽しめる屋台がずらりと並び、家族連れや友人同士で賑わい、ステージではヒーローショーや大道芸人のパフォーマンスが繰り広げられ、子供たちの歓声であふれていました。
◇盆踊り
見どころはなんといっても盆踊り。
夕方、盆踊りの時間が近づくと、櫓の周りに人々が集まり徐々に熱気があふれます。
この盆踊りの大きな特徴は仮装がOKだということ。
浴衣の方々に混じり、思い思いの仮装をした人々が踊る姿は、見ているだけでも楽しいです。私たち官民合同チームは伝統的な野馬追のイラストが入った黒のTシャツと首には黄色い手ぬぐいを巻いた装いで参加させていただきました。踊り終わった後は言葉には表せないほどの達成感と一体感に満ちあふれていました。
◇投げ餅
みなさんは投げ餅の文化はご存知でしょうか?
元々は新築する際に行われる風習で、災いを振り落とすという願いがこめられているそうです。
祭りのフィナーレを飾るこの投げ餅は、櫓の上から餅が投げられ、参加者達はそれを掴んで持ち帰れるというイベントです。始まると会場の盛り上がりは最高潮に達し、歓声と熱気に包まれていました。
「おだか夏まつり」は、震災後に復活した町の活気と地域の絆の深さを感じられる貴重なイベントになります。来年はみなさんもぜひ参加して、肌で「おだかの夏」を感じてみてはいかがでしょうか。
子供たちと一緒にふくしまの海を味わい、海の未来を考えよう ~福島浜通りの水産物販売『常磐大漁市』& SDGsを考える体験イベントを開催!~
福島県浜通りの選りすぐりの水産物を集めた販売会「ふくしま常磐大漁市」を、うすい百貨店1階特設会場にて開催します。新鮮で豊かな海の幸を楽しみながら、地域の漁業や海の魅力を再発見できる絶好の機会です。
また、未来を担う子どもたちと一緒に「ふくしまの海」からSDGs(持続可能な開発目標)について考える体験型イベントも同時開催。海洋環境や地域資源について学びながら、楽しみながら持続可能な社会について考えるきっかけを提供します。
地域の魅力を味わい、学び、未来へつなぐ。そんな思いを込めたイベントです。ぜひご家族そろってご参加ください!
※福島県の水産物の安全性を県内外にPRするとともに、福島の水産業の発展に寄与するために企画したイベントです。
■ふくしま常磐大漁市
「ふくしま常磐大漁市」は、福島県浜通り地域で活躍する水産加工事業者の皆さんを応援することを目的とした販売イベントです。今年も豊かな海の恵みを活かして作られた、こだわりの水産加工品とこれらを使用した海鮮丼(まぐろ丼、常磐ものの4色丼、ヒラメの漬け丼)が一堂に会し、来場者の皆さまにその魅力を直接お届けします。
震災や風評被害を乗り越え、地域の海とともに歩んできた事業者の皆さんの努力と技術が詰まった商品を、ぜひこの機会にご賞味ください。
■SDGs体験イベント
子どもにも大人にも分かりやすく、楽しみながら海の問題に目を向けてもらうためのワークショップです。開催の都度、好評をいただく「デジタル水族館」、お子さまの夏休みの宿題にも役立つ「マイクロプラスチック工作」を体験いただけます。
ぜひ、この機会にご家族でご来場のうえご体験ください。
【デジタル水族館】
お子さまたちが思い思いに塗った絵がモニターの中で泳ぎ出すデジタル水族館です。海の多様性に興味を持ってもらうための取り組みです。
【マイクロプラスチック工作体験】
工作をするだけではなく、海の厄介者となるマイクロプラスチックが環境に与える影響を説明します。このマイクロプラスチックを再利用してペンダント等を工作する体験を通して「使い捨て社会」に意識を向けてもらうワークショップです。
■記念品配布
ご来場の皆さまに、SDGsについてさらに興味を持っていただきたく、環境に配慮した購入者特典を用意しています。500円お買い上げごとに1枚お渡しする補助券を3枚集めると常磐ものの記念品と交換することができます。また、10階レストランでは「常磐もの」の食材を使用した特別コラボメニューの提供を予定しております。
家族で楽しく参加していただき、「ふくしま」のSDGsに一緒に貢献していきましょう。
【イベント概要】
日 時:2025年8月20日(水)~26日(火)
10:00~18:30(最終日は17:00まで)
場 所:うすい百貨店 1階イベント会場ミニステージ
福島県郡山市中町13番1号 tel 024-932-0001
※8月23日(土)10:00頃~オープニングセレモニー開催
主 催:公益社団法人福島相双復興推進機構
後 援:KFB福島放送、福島県、福島県教育委員会、郡山市
福島12市町村で副業し、地域課題に挑みながら起業をめざすプログラム「フクシマックス」 2025シーズン募集中です!
福島相双復興推進機構では起業家等の創出を目的に、都市部の人材が福島12市町村内の事業者で副業しながら、自分自身の社会課題とビジネスへの想いを磨き福島県内での起業を目指す約6か月のプログラム「フクシマックス」を、NPO法人ETIC.(東京都渋谷区)に委託し、実施しています。
このたび第4期となるシーズン2025の受入事業者が確定し、副業人材の募集を開始しました。
■フクシマックスとは
本プログラムは、福島12市町村の事業者に副業で関わりながら、経営者と共に課題解決や新たな価値創造に取り組みつつ、自分自身の想いを磨き、挑戦の一歩を踏み出す実践型のプログラムです。
今年度は福島12市町村の6事業者と共に協働プロジェクトに取り組みます。
■プログラム概要(詳細は募集ページをご覧ください)
キックオフ研修&フィールドワーク 2025年10月4日(土)~5日(日)
ピアメンタリング会 2025年12月・2026年1月・2月
中間合宿&フィールドワーク 2025年12月13日(土)~14日(日)
現地ツアー 2026年2月7日(土)~8日(日)
決起会 2026年3月15日(日)
【応募の流れ】
①フクシマックスのホームページをご覧ください
②プログラム概要説明のYouTube動画を視聴ください
③協働プロジェクトの中から関わりたいプロジェクトを選び、委託先のETIC.の「YOSOMON!」
サイト上からエントリーください。エントリーにはETIC.IDが必要になります
④協働プロジェクトページに記載された手順で選考が進行し、マッチング成立した方はフクシマックスに参加可能となります
協働プロジェクト・エントリーはこちら
明治大学・奥山ゼミ「チームBBB(トリプルビー)(Book Big Bear)」による絵本づくりワークショップが開催!
- テスト
8月4日(月)に、大熊町の「学び舎ゆめの森」放課後児童クラブにて、明治大学・奥山ゼミに所属する「チームBBB」の皆さんが、子どもたちと一緒に絵本を作るワークショップを開きました。
「チームBBB」の皆さんは、昨年開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2024・福島復興ステージ」で、震災前に大熊町が「読書の町」だったことから、絵本づくりを通しての町おこしのプレゼンテーションを行い、見事グランプリを受賞したチームです。
コンテスト終了後も町の皆さんと関係性をつくりながら、実際に実現に向けたプランをあたため続けてきました。
今回のワークショップは、子どもたちにフルーツの種から実がなるまでのプロセスを描いてもらい、それを絵本にするというもの。
参加した子どもたちは「チームBBB」メンバーと共にクレヨン、色鉛筆、タブレットなどでのびのびと創作活動を行いました。
今回の作品は絵本として製本後、後日子どもたちに渡されます。
「note」にて『なみとも』代表小林奈保子さんの取組をご紹介
(公)福島相双復興推進機構では、「今 ここふくしまの復興」と題して、SNS等を通じて事業者・農業者の方々の取組、まちの賑わいの様子などを発信しております。
今回、福島12市町村に暮らし、地元・地域の発展へ向け活躍している、浪江町で活動する任意団体『なみとも』の代表である小林奈保子さんの取組を「note」にて紹介しております。
ぜひ、ご覧ください。
浪江町に「なみとも」があること — 人のつながりを取り戻す小さな拠点【前編】
https://note.com/imacoco_12/n/n202f9850d01f
二本松市の石倉団地自治会主催で、夏祭りが開催されます!
2025年8月8日(金)石倉団地自治会主催の「夏祭り」が、とんかつしが・原田時計店・オープンドア店舗前で開催されます。
会場では中村雅彦氏によるコンサート、ヨーヨー釣りや花火のプレゼントが予定されています。
また、とんかつしがさんのおいしい“おつまみ”やビールやジュースをワンコインでお買い求めいただけるほか、お持ち帰りもできます。
みなさま、ぜひお立ち寄りください。
【開催期間】 2025年8月8日(金)
【時 間】 17:00〜(2時間)
【会 場】とんかつしが・原田時計店・オープンドア店舗前
福島県二本松市油井字大窪109-20
【入 場 料】 無料
これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now/no1
田村市都路町の石井智和さんが、7月に「マルセイ便」を利用して県北エリアのヨークベニマルにピーマンの初出荷を行いました。
「マルセイ便」は、葛尾村にある「復興交流館あぜりあ」などを集荷場にして県北エリアのヨークベニマルに出荷できる流通システムです。
都路地区の農業者さまの農産品については、2023年から集荷できるようになり、現在は、複数の農業者さまがこの「マルセイ便」を利用されています。
石井さんは今年から新規就農者として都路町の圃場でピーマンの栽培を始めました。
農業に関しては全くの新人ということもあり、農協主催の指導会に積極的に参加し栽培に関する知識を深めてきました。
石井さんに農業を始めようと思ったきっかけをお聞きしたところ、「震災後、田畑をやらなくなったところが多く、もったいないと感じていた。地区では自分が一番若いためお世話になった方々に恩返ししたいという気持ちから農業を始めたいと思った」と力強くお話しされました。
石井さんのピーマンは、福島市周辺のヨークベニマル『地場野菜コーナー』でお買い求めいただけます。
これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now/no1
【インフォメーション】被災者支援団体「にんじんカフェ」主催による「ソウタシエ教室」開催で満面の笑みで語らい
福島原発事故後、千葉県へ避難された被災者は、現在でも1,300名ほどおり、将来への不安と向き合いながら、日々を過ごされています。被災者の方々からは震災直後より「同郷の方と笑いたい」「地元の方とも交流したい」「仲間をつくりたい」との多くの声があり、2014年に浪江町出身の井戸川さん中心に福島避難者支援者団体「にんじんカフェ」を立ち上げ、様々な交流イベントを開催してきました。今回は、7月31日(木)に松戸市民劇場において”自分だけの手作りアクセサリー”をテーマとして「ソウタシエ教室」を開催しました。今回からは講師の方を同郷の方にお願いできないかと思い、元々浪江町で接骨院を営んでいた紺野奈美子さんとおもちゃ屋を営んでいた三原裕子さんが講師となりました。ソウタシエとは、平たい紐(コード)を使い、ビーズや天然石などを囲むようにして縫い付けることで、繊細で華やかなデザインを作り出しますが、やや細かい作業でしたので皆さん、悪戦苦闘しながらオリジナル作品を身に着け楽し気にお帰りになりました。次回は、8月末「ポーセラーツ(陶器)教室」です。
創業4周年!「キャンドル」で飯舘村の魅力を伝える工房マートル
工房マートルは、生花業が盛んな飯舘村で2021年5月に創業し、地元飯舘村や福島県産の草花を使用し、色彩鮮やかな花の美しさを活かしたキャンドル作品の制作・販売をしています。また、季節ごとに異なる旬の草花を使って、自分だけのキャンドルを作るワークショップも開催しており、訪れる人々に癒しと感動を届けています。
2025年2月14日には、テレビ東京系列のドラマ『風のふく島』第6話のストーリーモデルとして工房マートルが取り上げられ、エンディングには代表の大槻美友さんが出演しました。
さらに、2025年4月26日には飯舘村内で新たな工房を移転オープン。新工房は日当たりが良く、村の美しい景色を望むことができるロケーションにあり、広々とした店内には色彩豊かなキャンドル作品が多数展示され、「癒しの空間」として親しまれています。
また、2025年5月23日に大阪・関西万博の会場でキャンドルワークショップを開催しました。今後各地のイベントへの出店に加え、工房マートル店内の他に福島市の結婚式場「アマンダンアイル」(福島市野田町6-3-37)にて、年間4回のワークショップを開催予定です。初秋からは「本格的に作品販売を目指す方」や「やる気をカタチにしたい方」を対象に、FCDAキャンドルスクールの開校も予定しています。
【ワークショップのご案内】
・ボタニカルキャンドル :飯舘村や福島県産の草花を使って作るキャンドル
・アロマワックスサシェ :火をつけないでほのかな香りを楽しむキャンドル
・ボタニカルジェルランタン:飯舘村や福島県産の草花を使って作る半永久的なキャンドルホルダー
展示販売やワークショップについては下記記載の工房マートルInstagramにてご確認ください。
■工房マートル
住所:福島県相馬郡飯舘村草野字大師堂127
電話:070-8498-5765
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online shop:https://atlemyrtle.thebase.in/
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