【インフォメーション】被災者支援団体「にんじんカフェ」主催による「ポーセラーツ教室」開催で満面の笑みで語らい。

福島原発事故後、千葉県へ避難された被災者は現在でも1,300名ほどおり、将来への不安と向き合いながら日々を過ごされています。被災者の方々からは、震災直後より「同郷の方と笑いたい」「地元の方とも交流したい」「仲間をつくりたい」との多くの声があり、2014年に浪江町出身の井戸川さん中心に福島避難者支援者団体「にんじんカフェ」を立ち上げ、様々な交流イベントを開催してきました。今回は、7月31日(木)の「ソウタシエ教室」に続いて「ポーセラーツ教室」を開催しました。ポーセラーツとは、白磁器に転写紙や上絵の具を使って、オリジナルの食器やインテリアなどを制作するハンドクラフトアートです。
今回も前回同様に浪江町ご出身の半谷美恵子氏に講師をお願いいたしました。参加者からは、「自分のデザインで素敵なカップができるなんて」「数多くのシールの中から好みのデザインが選べるので嬉しい」と言った声がありました。完成したカップは、講師宅の電気窯で焼成した後に参加者宅へ郵送されることから、楽しみはより一層かと思います。次回は11月14日「浪江町を語ろう&生ピアノ演奏会」です。

完全予約制農家レストラン(飯舘村・氣まぐれ茶屋ちえこ)

飯舘村にある完全予約制の農家レストラン「氣まぐれ茶屋ちえこ」に予約を入れ、ランチ(1,500円)を頂いてきました。飯舘村産の季節の食材をふんだんに使用した郷土料理の数々は、味も量も大満足!自家製凍み餅、煮物、野菜の天ぷら、ジャガイモの味噌田楽、おこわ、お味噌汁などなど…、大人でも食べきれないくらい出てきます。
 今年4回目の成人式を迎えたシェフの千榮子おばあちゃん。20年ほど前に茶屋をオープン後、福島原発事故で避難指示があり休業しておりましたが、令和元年5月1日にようやく再開しました。
お店では他にも、福島県産のお米・麹・水を使って手作業で作られた、千榮子さん自慢のどぶろく「どぶちぇ」「白狼」も購入することができます。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

■氣まぐれ茶屋ちえこ
福島県相馬郡飯舘村佐須字佐須200(飯舘・道の駅から約15分)
Tel.0244-42-1303(完全予約制5日前まで)
営業日:木~日曜日、11:30~15:00(月・火・水はお休みです)

これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now

【インフォメーション】 葛尾村では、そば(蕎麦)の花が見頃を迎えております。

広範囲にわたり福島ブランドのそば「会津のかおり」を栽培しており、一面に広がる
そばの白い花はとても綺麗です。一見の価値ありです。
葛尾村のみどりの里広場で、毎年11月3日に開催されている「かつらお恵の感謝祭」で味わえる「新そば」が、今から楽しみです。


撮影日:2025年8月26日

工房マートルが「FCDAキャンドルスクール」を開校!(飯舘村)

この度、工房マートルは福島県初の「FCDAキャンドル協会 認定校」として、9月より開校することとなりました。年末まで土日のスケジュールが全て埋まっているため、平日(月〜水)でのご案内・レッスンを予定しております。興味のある方はぜひご参加下さい。


【レッスン一覧】
※全て飯舘村工房にて対面レッスンとなります。

1.ベーシックコース
キャンドル制作が初めての方におすすめです。
キャンドルメイキングに必要となる器具の解説から、ワックス・芯に関する座学、制作の基本技法を中心とした内容です。また、FCDA認定コース『Flor』コースのメソッドを取り入れた内容です。基本を学び、安全性と共に美しいキャンドルを制作することができます。
受講後の販売は自由(ただし、テキストの無断転載やレッスンは不可、認定校は受講後、協会のテキストを使用したレッスンが可)

2.Flor(フロール)コース 全5回(レッスン4回+試験)
Florとはスペイン語で「花」を意味します。
基礎を土台に積み上げていく技術は、一過性のデザインや流行とは違い、継続すればするほどに自分に染み込むように永久に残り、力となり続けるでしょう。植物を使用した 14種[フロールキャンドル] (商標登録済) は、協会を代表となるようなキャンドルたちばかり。
ディプロマ取得後(受講中)は、レシピを用いたキャンドル制作・販売は可能ですが、WSやレッスンをすることはできません(レッスンをご希望の方は認定校制度を設けています)。ディプロマ取得後にマスタークラス(教室運営・講師に必要となる知識・技術を養うカリキュラム)を受講後、試験に合格することにより認定校としての活動が可能となります。
ディプロマ取得後の年会費等はかかりません (2024.6現在)。
※Basicコース修了者もしくは準ずるキャンドルメイキング基礎取得者以上の方に推奨しているコースです

レッスン内容・レッスン料の詳細につきましては、以下専用サイトにてご確認下さい。

■スクール専用サイト
一般社団法人フロールキャンドルデザイン協会(FCDA)-
https://fcd-a.com/lesson/

■工房マートル
住所:福島県相馬郡飯舘村草野字大師堂127
電話:070-8498-5765
HP:https://myrtlee.com/
online shop:https://atlemyrtle.thebase.in/
Facebook:https://www.facebook.com/atelier.myrtle/
Instagram:https://www.instagram.com/atelier.myrtlee/

大好評につき第二弾です!!有限会社モリシゲ物産のブランド「荏胡麻屋」が「8/27㈬~9/2㈫、明治屋横浜西口ストアー」で展示販売をしています!

前回ご紹介しました有限会社モリシゲ物産のブランド「荏胡麻屋」が、8/27㈬~9/2㈫の期間限定で横浜高島屋の地下1階にある「明治屋横浜西口ストアー」に出展中。
初出展した6/18㈬~6/24㈫の展示販売が大好評だったことから二回目の出展となりました!
今回も福島県の阿武隈高原(田村市都路町)から移転した埼玉県秩父市の自社農園にて無農薬で育てた荏胡麻を焙煎してから搾った高品質の「えごま油」をはじめ、「あらびき荏胡麻」や「荏胡麻とあおさのふりかけ」、「国産大豆とえごまの五家宝」など、数々の荏胡麻を使用した加工食品を販売しています。
この機会に「α-リノレン酸」が豊富な「えごま油」や美味しいお菓子を、是非、お試しください!!
第三弾は、10/29㈬~11/4㈫に出展予定です!

<荏胡麻屋ホームページ>
https://www.egomaya.com/

福島相双復興官民合同チーム設立から10年 北村チーム長によるご挨拶

官民合同チームは、原子力災害で被災された事業者の方々の事業・なりわい再建を目的として2015年8月24日に設立され、以来10年間にわたり、国・県・東京電力等民間企業が一つのチームとして福島復興に向けた支援に取り組んでまいりました。

本日、官民合同チームの福島復興に向けたこれまで10年間の活動と、今後に向けた思いなど、北村 清士 官民合同チーム長のご挨拶を更新いたしました。

引き続き、福島相双復興官民合同チームの活動にご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

相双機構について ー理事長/チーム長 ご挨拶ー
https://www.fsrt.jp/outline

2025年8月16日(土)、南相馬市小高区の夏を彩る「おだか夏まつり」の盆踊りに参加しました!


南相馬市小高区は、2011年の東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所の事故によりすべての住民が避難し、避難指示が解除された2016年以降、避難された方々が少しずつ戻ってきている町です。そんな小高で、復興の願いと地域の絆を深めるために、町に暮らす方々が一体となった「おだか夏まつり」が開催されました。

会場は地元グルメやゲームが楽しめる屋台がずらりと並び、家族連れや友人同士で賑わい、ステージではヒーローショーや大道芸人のパフォーマンスが繰り広げられ、子供たちの歓声であふれていました。

◇盆踊り
見どころはなんといっても盆踊り。
夕方、盆踊りの時間が近づくと、櫓の周りに人々が集まり徐々に熱気があふれます。
この盆踊りの大きな特徴は仮装がOKだということ。
浴衣の方々に混じり、思い思いの仮装をした人々が踊る姿は、見ているだけでも楽しいです。私たち官民合同チームは伝統的な野馬追のイラストが入った黒のTシャツと首には黄色い手ぬぐいを巻いた装いで参加させていただきました。踊り終わった後は言葉には表せないほどの達成感と一体感に満ちあふれていました。

◇投げ餅
みなさんは投げ餅の文化はご存知でしょうか?
元々は新築する際に行われる風習で、災いを振り落とすという願いがこめられているそうです。
祭りのフィナーレを飾るこの投げ餅は、櫓の上から餅が投げられ、参加者達はそれを掴んで持ち帰れるというイベントです。始まると会場の盛り上がりは最高潮に達し、歓声と熱気に包まれていました。

「おだか夏まつり」は、震災後に復活した町の活気と地域の絆の深さを感じられる貴重なイベントになります。来年はみなさんもぜひ参加して、肌で「おだかの夏」を感じてみてはいかがでしょうか。

子供たちと一緒にふくしまの海を味わい、海の未来を考えよう ~福島浜通りの水産物販売『常磐大漁市』& SDGsを考える体験イベントを開催!~

福島県浜通りの選りすぐりの水産物を集めた販売会「ふくしま常磐大漁市」を、うすい百貨店1階特設会場にて開催します。新鮮で豊かな海の幸を楽しみながら、地域の漁業や海の魅力を再発見できる絶好の機会です。
また、未来を担う子どもたちと一緒に「ふくしまの海」からSDGs(持続可能な開発目標)について考える体験型イベントも同時開催。海洋環境や地域資源について学びながら、楽しみながら持続可能な社会について考えるきっかけを提供します。
地域の魅力を味わい、学び、未来へつなぐ。そんな思いを込めたイベントです。ぜひご家族そろってご参加ください!
※福島県の水産物の安全性を県内外にPRするとともに、福島の水産業の発展に寄与するために企画したイベントです。

■ふくしま常磐大漁市
「ふくしま常磐大漁市」は、福島県浜通り地域で活躍する水産加工事業者の皆さんを応援することを目的とした販売イベントです。今年も豊かな海の恵みを活かして作られた、こだわりの水産加工品とこれらを使用した海鮮丼(まぐろ丼、常磐ものの4色丼、ヒラメの漬け丼)が一堂に会し、来場者の皆さまにその魅力を直接お届けします。
震災や風評被害を乗り越え、地域の海とともに歩んできた事業者の皆さんの努力と技術が詰まった商品を、ぜひこの機会にご賞味ください。

■SDGs体験イベント
子どもにも大人にも分かりやすく、楽しみながら海の問題に目を向けてもらうためのワークショップです。開催の都度、好評をいただく「デジタル水族館」、お子さまの夏休みの宿題にも役立つ「マイクロプラスチック工作」を体験いただけます。
ぜひ、この機会にご家族でご来場のうえご体験ください。

【デジタル水族館】
お子さまたちが思い思いに塗った絵がモニターの中で泳ぎ出すデジタル水族館です。海の多様性に興味を持ってもらうための取り組みです。
【マイクロプラスチック工作体験】
工作をするだけではなく、海の厄介者となるマイクロプラスチックが環境に与える影響を説明します。このマイクロプラスチックを再利用してペンダント等を工作する体験を通して「使い捨て社会」に意識を向けてもらうワークショップです。

■記念品配布
ご来場の皆さまに、SDGsについてさらに興味を持っていただきたく、環境に配慮した購入者特典を用意しています。500円お買い上げごとに1枚お渡しする補助券を3枚集めると常磐ものの記念品と交換することができます。また、10階レストランでは「常磐もの」の食材を使用した特別コラボメニューの提供を予定しております。

家族で楽しく参加していただき、「ふくしま」のSDGsに一緒に貢献していきましょう。

【イベント概要】

日 時:2025年8月20日(水)~26日(火)
    10:00~18:30(最終日は17:00まで)
場 所:うすい百貨店 1階イベント会場ミニステージ
福島県郡山市中町13番1号 tel 024-932-0001

※8月23日(土)10:00頃~オープニングセレモニー開催

主 催:公益社団法人福島相双復興推進機構
後 援:KFB福島放送、福島県、福島県教育委員会、郡山市

福島12市町村で副業し、地域課題に挑みながら起業をめざすプログラム「フクシマックス」 2025シーズン募集中です!

福島相双復興推進機構では起業家等の創出を目的に、都市部の人材が福島12市町村内の事業者で副業しながら、自分自身の社会課題とビジネスへの想いを磨き福島県内での起業を目指す約6か月のプログラム「フクシマックス」を、NPO法人ETIC.(東京都渋谷区)に委託し、実施しています。

このたび第4期となるシーズン2025の受入事業者が確定し、副業人材の募集を開始しました。

■フクシマックスとは
本プログラムは、福島12市町村の事業者に副業で関わりながら、経営者と共に課題解決や新たな価値創造に取り組みつつ、自分自身の想いを磨き、挑戦の一歩を踏み出す実践型のプログラムです。
今年度は福島12市町村の6事業者と共に協働プロジェクトに取り組みます。
■プログラム概要(詳細は募集ページをご覧ください)
キックオフ研修&フィールドワーク 2025年10月4日(土)~5日(日)
ピアメンタリング会        2025年12月・2026年1月・2月
中間合宿&フィールドワーク    2025年12月13日(土)~14日(日)
現地ツアー            2026年2月7日(土)~8日(日)
決起会              2026年3月15日(日)

【応募の流れ】
フクシマックスのホームページをご覧ください
②プログラム概要説明のYouTube動画を視聴ください

③協働プロジェクトの中から関わりたいプロジェクトを選び、委託先のETIC.の「YOSOMON!
サイト上からエントリーください。エントリーにはETIC.IDが必要になります
④協働プロジェクトページに記載された手順で選考が進行し、マッチング成立した方はフクシマックスに参加可能となります

協働プロジェクト・エントリーはこちら

 

https://yosomon.etic.or.jp/projects/340
 

https://yosomon.etic.or.jp/projects/348
 

https://yosomon.etic.or.jp/projects/349
 

https://yosomon.etic.or.jp/projects/339
 

https://yosomon.etic.or.jp/projects/342
 

https://yosomon.etic.or.jp/projects/338

明治大学・奥山ゼミ「チームBBB(トリプルビー)(Book Big Bear)」による絵本づくりワークショップが開催!

8月4日(月)に、大熊町の「学び舎ゆめの森」放課後児童クラブにて、明治大学・奥山ゼミに所属する「チームBBB」の皆さんが、子どもたちと一緒に絵本を作るワークショップを開きました。

「チームBBB」の皆さんは、昨年開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2024・福島復興ステージ」で、震災前に大熊町が「読書の町」だったことから、絵本づくりを通しての町おこしのプレゼンテーションを行い、見事グランプリを受賞したチームです。
コンテスト終了後も町の皆さんと関係性をつくりながら、実際に実現に向けたプランをあたため続けてきました。

今回のワークショップは、子どもたちにフルーツの種から実がなるまでのプロセスを描いてもらい、それを絵本にするというもの。
参加した子どもたちは「チームBBB」メンバーと共にクレヨン、色鉛筆、タブレットなどでのびのびと創作活動を行いました。

今回の作品は絵本として製本後、後日子どもたちに渡されます。