その歴史300年!「双葉ダルマ市」に参加してきました
【餅あみ】乾燥前の「凍みもち」を手作業で編んでいきます。数千個にのぼる乾燥前の「凍みもち」を編んでいく作業はとても地道な作業です。編み方も、昔は3本の紐で編んでいたそうですが、現在は2本の紐で効率的にバランス良く吊るせるよう工夫しています。
【乾燥準備】「凍みもち」は凍結した餅を風にさらし、天然のフリーズドライにしますので、この地域では乾燥前の「凍みもち」を水に浸します。この際の外気温も重要で、餅がすぐに凍結するように気温が下がる夕方以降に作業します。
【乾燥】いよいよ「凍みもち」製造の最終段階、乾燥工程に入ります。乾燥は、川内村の風に当てることで自然乾燥します。乾燥することで元の「凍みもち」に比べ大きさは縮みますが、うま味が凝縮されます。乾燥中の「凍みもち」はその数の多さに圧倒されます。
吊り下げられた凍み餅は、紫色の紐の色合いも相まってもはや芸術ですね。先人の知恵が、長く引き継がれる理由がわかった気がしました。以前は、このような古き、良き風景が村のあちこちで見られたんですね。
さて乾燥後は包装され、完成した「凍みもち」は、浜通り・中通り周辺の道の駅や直売所に持ち込まれます。皆さんも、是非手に取ってご賞味ください。
(楽しみ方)
「凍みもち」は餅を乾燥させて製造することから長期保存のできる食品です。調理の際は数時間水につけてから、焼いて砂糖醤油やきなこをかけたり、油で揚げて揚げ餅にしたり、お好みの調理法でお楽しみください。また、“すりえごま”“大根おろし”“醤油”を混ぜた「たれ」も絶品ですし、“スライスチーズ”と「凍みもち」の相性も抜群です。
農業生産法人緑里 商品紹介
https://midorinohyakushoya.jp/products/
川内野菜勉強会は、松崎代表以下およそ20名で構成され、「未来を担う子供たちの手本となる活動に挑戦する」「川内村民の生き甲斐、安らぎの場、結びつきを考える取り組みを行う」といった目標を掲げ、地域農業の活性化に取り組んでいます。今回は2つの大学に川内野菜勉強会で収穫した新鮮野菜を提供し、それぞれの大学で工夫を凝らしたコラボメニューを販売してきましたので、その活動報告となります。
まず始めに玉川大学の学生食堂でコラボメニューを提供した活動の報告が行われました。玉川大学では原田教授のゼミ生が中心となり、川内村産の野菜をたっぷり使った南瓜カレー、八宝菜、野菜のポタージュライスなどのオリジナルメニューを提供しました。他の学生にも川内村の魅力を知って欲しいと活動した、思いの込もった発表でした。
次に福島大学ですが、千葉准教授のもと学生たちが自主的に考え、行動し、大学祭で提供する川内村産の野菜を使用したコラボメニューを検討し、野菜ゴロゴロポトフとパンプキンスパイスラテを販売したことを報告しました。来場者に大変好評で、用意した400食が全て完売したとのうれしい報告でした。
東京と福島の離れた2つの大学が、川内野菜勉強会との交流を通じて、被災地域との架け橋となり、川内産野菜のすばらしさを熱心にPRした活動報告に、参加した皆さんは大変満足そうでした。
遠藤村長からも「村外の方に広く川内村の取組みを知っていただくという皆さんの活動は、生産者の大きな励みになり、消費者と生産者を繋ぐ大変有意義な活動です。今後も継続して交流を深めてください。」との講評をいただきました。その後、各大学の学生と野菜勉強会のメンバーが2つのグループに分かれて車座となり、更なる連携に向けて活発な意見交換会が行われました。来年度の活動が今から楽しみですね。
この学生とのコラボレーション活動は、“Note”でも詳しく紹介しています。皆さんの活躍を是非ご覧ください。
https://note.com/imacoco_12/n/nb1216bfbe1d1
当日は、それぞれ自慢の食材・加工食品・酒類等を携えた生産者・加工販売事業者32者がブースを出展し、
150社を超える流通事業者の仕入れ担当者に向けて商品の魅力や調理のしかた等を説明しながら
取引に繋げていく熱気あふれる商談会でした。
我々相双機構も、福島県内の支援事業者・農業者の食材・加工食品17品目を集めてブースを出展しましたが、
名だたるスーパーやホテル、食品卸といったバイヤーの方々の鋭い視線に囲まれつつも、
それに負けないだけの魅力ある商品を丁寧に紹介・試食提供して、商談の橋渡しをすることができました。
福島県県産品のおいしさ勝負で、首都圏の胃袋をここまで惹きつけることができるんだと、改めて感じた一日でした。
■サニーさんのハコトリドリ本店
福島県田村市常葉町常葉字中町67-2
Tel. 070-8585-8517
〇営業時間:9:00~16:00(月曜日から金曜日)、11:00~17:00(土曜日)
〇定休日 :日曜日
〇メニュー:クレープ400円~、ガレット800円、コーヒー400円など
これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now
福島復興へ向け、福島相双復興推進機構(官民合同チーム)より、「浪江町デジタルアート道場2024事務局(ガッチ株式会社)」が主催するイベントをご紹介。
東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故により長きにわたり帰還困難区域となった福島県浪江町、伝統工芸大堀相馬焼の地 大堀地区。
大堀相馬焼の歴史が息づく「旧松永窯」を舞台に、学生たちが従来の価値観を大胆に解体し、デジタルテクノロジーによって古くから受け継がれてきた技と精神を、現代のデジタル表現で解き放ち更なる高みへと昇華させていくデジタルアート展が開催されます。
この展示会は、地域の記憶と若い感性が交差する場となり、浪江の新たな文化的価値を創出します。
ぜひ、足を運び、見て・感じていただければと思います。
【開催日程】
①2025年2月9日(日)
・トークイベント:10:30~12:00
■開催場所:双葉郡浪江町権現堂矢沢町6-1 ふれあいセンターなみえ会議室1F
・展示会:13:00~16:30
■開催場所:双葉郡浪江町井出北川原74 旧松永窯
②2025年2月10日(月)
・展示会のみ:10:00~16:30
■開催場所:双葉郡浪江町井出北川原74 旧松永窯
③2025年2月11日(火・祝)
・トークイベント:11:00~12:00
■開催場所:双葉郡浪江町井出北川原74 旧松永窯(2F)
・展示会:10:00~13:30
その他イベント詳細はイベントチラシおよび特設サイトをご覧ください。
<特設サイト>
https://namiedojo.gatch.co.jp/
これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now/no1
■お食事処 食彩庵
[場 所]福島県南相馬市原町区本町2-52
野馬追通り銘醸館 敷地内
[電 話]0244-22-2204
[営業時間]11時30分~14時
(ラストオーダー:13時30分)
[定休日]毎週日曜日(臨時休業あり)
お食事処 食彩庵URL:https://meijokan.wixsite.com/website/general-8
これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now
[日にち]2025年2月1日(土)~11日(火)
[時 間]10時~15時
[場 所]福島県南相馬市原町区本町2-52
野馬追通り銘醸館 一番蔵
[料 金]入場無料
[電 話]0244-26-8040
野馬追通り銘醸館HP:https://meijokan.wixsite.com/website
これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now
大学と川内野菜勉強会の熱い絆!未来を育むコラボレーション
第3回となる「みなみそうまキッズフェスタ」が開催されます。
地域の子供たちが笑顔で楽しめるイベントです。
親子で楽しめるワークショップや巨大段ボール迷路など盛りだくさんの内容となっております。
事前予約なしFreeで入場でき、ワークショップは無料で体験できます。
ぜひ会場へお越しください。
【開催日時】
2025年2月16日(日)午前の部10:00~12:00
午後の部13:30~15:30
【会場】
南相馬市文化会館 ゆめはっと
【入場料】
無料
【お問い合わせ】
NPO法人 トイボックス
TEL 0244-26-6836
Web:http://www.npotoybox.jp