【支援事業者紹介】4/8㈫、長野県上田市に古民家カフェとおしゃれ小物のお店「仮庵(かりいお)」がオープンしました!(南相馬市→長野県上田市)

「仮庵」は、震災の約9年前に南相馬市原町区で「仮庵本館」として開業。
340坪の広い敷地のカフェを併設した店舗では高級品を含む数多くの雑貨が販売されており、時には広い中庭でコンサートが開催されるなど、地元の方の憩いの場所として皆さまに愛されていました。

震災後は、店舗の近隣にある自宅で2014年に事業を再開しましたが2015年末には閉店。
この度、移転先である長野県上田市の古民家を改修し、2025/4/8に古民家カフェとおしゃれ小物のお店「仮庵」を再オープンしました。

建屋の入り口を入ると店主の紺野さんが仕入れた数々の品々がセンス良く配置されており、美しさに目を奪われます。
また、2階にある娘さんご夫妻が運営されているカフェは、とても落ち着いた雰囲気で、ゆっくり寛ぐことが出来ます。

お伺いした日のランチは、「おやきパンプレート」1,200円、「グレースカレー」1,650円、「タンドリーチキンカレー」1,650円、「春雨のピリ辛香味麺」1,500円等、どれも飲み物付きでお得です(丁寧に淹れた珈琲や素敵な器で提供される紅茶などが選べます)。また、見た目もオシャレでインスタ映えもバッチリ!勿論、味も抜群です!
更に、午後のひと時をゆっくりと優雅に過ごしたい方にピッタリなのが、飲み物が2杯セットになったアフタヌーンティー(要予約)!!サンドイッチ2種とスコーン、ローストビーフとグリル野菜のサラダ、焼き菓子、ミニカップケーキ・日替わりケーキとボリュームたっぷりですよ!
お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りください。
*とても趣のある屋敷の門は、映画「犬神家の一族」の犬神家の裏門として登場したそうで、地元の散策マップにも紹介されています。必見です!

<仮庵(かりいお)>
■長野県上田市藤原田326
■連絡先電話:0268-71-5276
■営業時間:10:00~18:00
■定休日:日曜・月曜(祝日の場合は営業)
https://www.instagram.com/kariio0401/

飯舘村で「第1回いいたて ほんの森まつり」が開催されます。

2025年8月2日(土)、飯館村の「飯館村交流センターふれ愛館」で「第1回いいたて ほんの森まつり」が開催されます。
このまつりは、かつて飯舘村にあった村営書店「ほんの森いいたて」のような、 “本をとおして、人と人がつながるあたたかな場所”を、今のかたちで村の中にもう一度ひらこうという思いから生まれた取り組みです。
ふれあい古本市、村産品などの販売、無料の映画会「本を綴る」など様々な企画を予定していますので、皆様ぜひお越し下さい。


場 所:飯舘村交流センター ふれ愛館(屋内・ホール)
住 所:福島県相馬郡飯舘村草野字大師堂17
入場料:無料
HP:https://iitatebooks.jp/

■開催時間 10:00〜14:30
【ふれあい古本市】出店者(2025.6.12現在)
・風爺と楓(二本松市)、双猫屋(福島市)、四ツ葉書店(山形県)、Cafe&books清学舎(福島市)、つなぐ書店(飯舘村)、YOUNiiiiQ|ユニーク、リードブックス(いわき市)、積ん読屋(つんどくや) (長野県)、りょくし堂、はらくっち空猫書庫(福島市)、灯書房 (あかりしょぼう)(秋田県)、コウド舎(浪江町)、Books タコなば(福島市)、ゆるにゃんこ書店、予定中1店

【ほんの森カフェ】
・ホットコーヒー、紅茶など 1杯100円
【朗読会・読み聞かせ】
・飯舘村の昔ばなし朗読会、絵本の読み聞かせ
【村に関する展示本】
【村産品などの販売】村民が出店するお店
・Cocitto(コチット)、村カフェ 753(なごみ)、工房マートル、山のプー、モノからはじまる、chéri’mono
【しおり・ブックカバー】
・押し花のしおり作成、パステルシャインアートのブックカバーづくり
【リフレッシュコーナー セルフケアを体験!】
・ツボ押し セルフケア、簡単セルフケア(ピラティス)

【映画会】 15:00〜17:00 ※無料
・「本を綴る」 14:45会場 15:00上映(先着150席)
・本に導かれ、那須・京都・香川を巡っていくロードムービー

これまでに官民合同チームでご紹介させていただいた事業者、農業者の取組につきましては下記よりご覧いただけます。
https://www.fsrt.jp/now/no1

【事業者様紹介】大堀相馬焼大陶窯の陶俊弘さんの作品展『スエトシヒロ展』をご紹介します。


大堀相馬焼大陶窯の陶俊弘さんの作品展『スエトシヒロ展』をご紹介します。
陶さんは大陶窯のご出身ですが、大堀相馬焼とは異なる白色の陶磁器に興味を持ち、現在は長野県駒ヶ根市の工房で、「スエトシヒロ」のお名前で独自の作品を製作していらっしゃいます。
先月末に、陶さんの作品を直接手に取ることのできる個展『スエトシヒロ 中山由紀子 展 ~ぬくもりのかたち~』が東京(中目黒)で開催されました。
手に取ると思わず頬ずりしたくなってしまう、赤ちゃんのような滑らかな肌さわりの器の数々。白磁器の冷たい印象はまったく無く、同じ福島県ご出身の中山由紀子さん作の美しいランプの光に包まれて、より一層、あたたかな光を放っていました、
陶さんの作品にご興味を持たれた方は、是非、ギャラリーのHP(www.ippaku.jp)やご本人のInstagram(@suetoshihiro)をチェックしてみてください。

【イベント記録】
 展示会名:スエトシヒロ 中山由紀子展 ~ぬくもりのかたち~
 日  時:2025.6.20~6.25(11:00~18:00)不定休
 場  所:目黒区中目黒1-1-17(gallery 一白)
内  容:柔らかな白と影とのコントラストが美しいスエトシヒロさんの白磁。
有機的な曲線となめらかな肌が心地よく、つい手に取りたくなる使いやすさも魅力です。
光が透けて温かみを帯びた様子や食卓に並んだ時の清々しい景色もご堪能ください。
福島県須賀川市で制作されているかわらまち木工舎の中山由紀子さん。
広葉樹や果樹の木から掘り出された作品は欠けや虫食いも豊かな個性となり愛着が湧きます。道具としての美しさにも拘ったランプシェード、木の表情もお愉しみください。
お二人が表現するぬくもりのかたち、お気に入りを見つけにいらしてください。

心を込めて育てた旬の恵み──瀧澤農園のニンニクとブルーベリー

福島県富岡町にある海岸線からほど近い高台に位置する農園に、また、実りの季節がやってきました。 農園を営むのは、瀧澤博一さんと、いつも寄り添い支える奥さまの美子さん。丹精込めて育ててきたニンニクとブルーベリーが、いよいよ収穫期を迎えています。

今年は天候に恵まれず、とくにニンニクの栽培には多くのご苦労があったといいます。それでも、畑には毎朝暗いうちから懸命に作物と向き合ってきた瀧澤さんの姿がありました。福島の農業を盛り上げたい──その強い思いから、前職を50代前半に早期退職され、専業農家となった情熱の人です。

収穫後の乾燥工程と粒の選別作業では時間をかけ、丁寧に行うことで、風味が引き立ち保存性も高まり、品質の良いものだけが出荷されることになります。このように手間ひまを惜しまない作業の積み重ねこそが、消費者の食卓に「おいしさ」と「安心」を届ける礎になっています。

ブルーベリーの栽培も、また繊細な手仕事の積み重ね。“摘花”と“摘果”の作業を適切な時期に丁寧に行うことで、甘くて大粒の果実に育ちます。 瀧澤農園では4品種ほどのブルーベリーを育てていますが、なかでも「チャンドラー」は500円玉ほどの大きさにもなり、甘みと酸味のバランスが絶妙で風味も優れた人気品種です。実を守るために、高額を投じて設置した鳥獣害防止ネットで圃場全体を覆うなど、きめ細かな配慮が随所に施されています。

収穫されたニンニクとブルーベリーは、いわき市内の「泉水耕栽農園 思いやりの丘フクハウス」さまに出荷され、瓶詰やフルーツ酢などに加工されて地元の大手スーパーや通販サイトで販売されるほか、富岡町ふるさと納税の返礼品としても取扱われています。ぜひフクハウスさまのホームページにアクセスし豊富なラインナップをご覧ください。また、JR常磐線富岡駅に併設されている富岡町観光協会案内所の直売コーナーでも販売されています。

瀧澤農園ではブルーベリーの摘み取り体験も実施しています。特に7月上旬には「チャンドラー」が収穫期を迎えます。収穫期が短いため、早めのご予約をお願い致します。旬の果実を自分の手で摘み取る喜びは、きっと特別な夏の思い出になるはずです。

瀧澤農園代表:瀧澤博一
〒979-1111 福島県双葉郡富岡町小浜85
TEL:090-9324-9712

泉水耕農園 思いやりの丘 フクハウス
〒971-8181 福島県いわき市泉町本谷字鹿野32-20
TEL:0246-88-9885 FAX:0246-88-9885
URL : https://fukuhaus.jp/

~イトーヨーカドー川崎店・グランツリー武蔵小杉店へ「ふくしま常磐大漁市」を出店しました~

この度6月28日・29日の2日間、イトーヨーカドー川崎店・グランツリー武蔵小杉店へ「ふくしま常磐大漁市」を出店しました。イトーヨーカドーへは今年3月の幕張店への“初”出店に続き、今回は川崎地区への“2店舗同時出店”いたしました。

当日は以下の出品事業者による商品等が鮮魚売場で販売されました。
・福島県漁業協同組合連合会(めひかり唐揚げ、さんまのポーポー焼き)
・マルリフーズ(松川浦かけるあおさ、あおさの佃煮)
・中澤水産(平目と生海苔の海鮮ぶっかけ丼)
・おのづか食品(うに味噌)
・岩下商店(松川浦産アオサ入り・いか人参風お手軽ちぎり揚げ、お好み焼き風・マヨコーン・お魚屋さんのさつま揚げ、ふわーとかにかま天)
・丸又蒲鉾製造(厚揚げソフトかまぼこ)
・トーシン(タコシウマイ)
・山菱水産(小名浜港水揚げ 福島丸めばちまぐろ切落し・福島丸めばちまぐろ入りまぐろたたき・福島丸びんちょうまぐろ切落し、小名浜港水揚げ 福島丸まかじき西京漬け・福島丸さわら西京漬け)
・かねいし商店(刺身用釜茹で真だこ)

当日は、ご家族・お子様連れのお客さまも多く、鮮魚売り場にて大変多くのお客さまにお買い求めいただきました。

飯舘村の工房マートルで展示販売会「花と蝋」が開催されます。

工房マートルが手がける季節の草花と蝋を組み合わせた新作の蝋燭作品の展示販売会「花と蝋」を開催します。
また、コクリヤさんによる焼き菓子の販売(委託販売/ なくなり次第終了)も行いますので、ぜひお越しください。


【開催日時】2025年7月12日(土)~7月13日(日) 10時~16時

【場所】工房マートル店内

【駐車場】3台
※台数に限りがございますので乗り合わせの上、お越しいただくようご協力をお願いいたします。

【お問い合わせ】
工房マートルのInstagramでのメッセージまたはateliermyrtle.iitate@gmail.com

■工房マートル
住所:福島県相馬郡飯館村草野字大師堂127 (2025年4月に移転Openしました)
HP:https://myrtlee.com/
online shop:https://atlemyrtle.thebase.in/
Instagram:https://www.instagram.com/atelier.myrtlee/

~イトーヨーカドー グランツリー武蔵小杉店およびイトーヨーカドー川崎店にて「ふくしま常磐大漁市」を出店します~

〇イトーヨーカドーグランツリー武蔵小杉店 鮮魚売場
場所:神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目2−1
日時:6月28日(土)~6月29日(月) 10:00~21:00

〇イトーヨーカドー 川崎店 鮮魚売場
場 所:神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目1135−1
日時:6月28日(土)~6月29日(月) 10:00~22:00

イトーヨーカドーへは今年3月の幕張店への“初”出店に続き2回目。今回は川崎地区(川崎店とグランツリー武蔵小杉店)への“2店舗同時出店”となります。常磐の海で水揚げされた水産物や、水産物の鮮度をそのまま閉じ込めた絶品の水産加工品を御購入いただき、魅力を知っていただく絶好の機会ですので、ぜひお立ち寄りください。

「旬海の宿 齋春」「食事処 齋春」のオープニングセレモニーに参加しました

令和7年6月20日(金)、相馬市にリニューアルオープンした齋春商店さんのオープニングセレモニーに参加させていただきました。
震災から時を経て、この日を迎えることができたこと、そして相馬市にまた一つ活気が戻る瞬間に立ち会えたことに、深い感動を覚えました。
セレモニーでは、齋春商店の代表の方の挨拶に胸を打たれました。震災からの苦難を乗り越えオープンにこぎ着けた熱い想い、
「かつての活気を取り戻し相双地域再興の原動力になりたい」という強い意欲が、ひしひしと伝わってきました。
また、地元の方々や関係者の方々と喜びを分かち合う姿は、まさに地域が一体となって復興へと歩んでいる証であると感じるとともに、
齋春商店が、相馬市の新たな賑わいの拠点となることを確信しました。
このお店が、相馬市の未来を明るく照らす灯台のような存在になることを心から願っています。

【店舗紹介】
<旬海の宿 齋春>
全9室で、3階南にある特別室を含め多くの部屋から松川浦が一望でき、朝は松川浦から昇る日の出を見ることができます。
客室の家具類にもこだわり、非日常が楽しめくつろげるお部屋となっております。
特別室「灯火」はオールインクルーシブとなっており、優雅な時間を約束します。

<食事処 齋春>
「料理自慢」をコンセプトに、四季折々の新鮮な食材による料理を提供。銀座や築地にも
 負けない料理がお楽しみいただけます。また、店内南側に日本の伝統木工技術の組子
 細工が飾られ、木の温かみや繊細な模様、光や影が作り出す特別な風情のなか、自慢の
 海鮮丼や海鮮料理を味わうことができます。

「旬海の宿 齋春」 チェックイン:15:00 チェックアウト10:00
「食事処 齋春」   営業時間:11:00~14:00 ラストオーダー13:30
 定休日:水曜日
 無料駐車場:50台

(川内村)「放課後子ども教室」で玉ねぎの収穫を体験!


今年一番の暑さの中、川内小中学園の1、2年生15人が玉ねぎの収穫を体験しました。小中学園では各学年の子どもたちが放課後授業の一環で農業を体験することで「食」の大切さを学んでいます。今回も、コミュニティーハウス「にじいろ」の谷さんと、担任の先生の引率のもと、元気いっぱいの子供たちが川内野菜勉強会(代表:松崎君子さん)のほ場に集合しました。
川内野菜勉強会は、地域農業の復興と活性化を目指しており、村内の女性たちが中心となり設立された団体です。最近は「放課後子ども教室」と連携し、子どもたちが野菜の栽培を体験できる機会を提供しています。このような地域と学校を繋ぐ活動は、地域の人たちが世代を超えて身近になる機会をつくり、食育の推進とともに、将来の地域づくりに繋がる大切な取組みです。
そんな勉強会の皆さんが最も大切にしていること・・・それは「楽しむこと」。
今回参加した子供たちの中には、昨年の玉ねぎ苗の定植作業を経験した子もいて、地域の先生(川内野菜勉強会)から収穫の仕方を教わると、昨年覚えたコツをすぐに思い出し、初体験の子供たちに伝える様子も見られ、瞬く間に約300個の玉ねぎを収穫してしまいました。
最後に収穫した玉ねぎをお土産に貰った子供たちは「カレーやシチューで食べたい!」と元気にほ場を後にしました。

(富岡町)季節野菜の生産者『猪狩さん』のご紹介

富岡町で季節野菜を栽培している猪狩さんご夫妻(剛さん・ヒロ子さん)をご紹介します。

猪狩さんご夫妻は、避難指示解除直後から大好きな農業を再開されました。
地域の方々に、新鮮で美味しい野菜を食べてもらい元気を出して欲しいとの想いから、季節野菜の栽培に励んでいらっしゃいます。

農薬をなるべく使用せず、野菜本来の甘味を引出す工夫が詰まった季節野菜が好評です。特にカボチャは、20年以上の栽培経験をお持ちで、栗坊という小さいサイズのカボチャは、出荷先で棚に並べるとあっという間に売りきれるほどです。

出荷先からの「猪狩さんの野菜やスイカは甘くて美味しい」、「まだ出ないの?」といった声を聞くと「とても励みになり、やりがいを感じて力が湧き、足や腰が痛くても頑張れる」とご夫妻は笑顔でお話してくださいました。

6/16時点では、主にカボチャ、ジャガイモ、サニーレタスが出荷中で、今後はサトイモ、スイカ、ナス、トマト、キュウリなどが出荷される予定です。

出荷先
  ■道の駅ならは
  ■天神岬温泉 しおかぜ荘
  ■セブン-イレブン 富岡上郡山店

 猪狩ヒロ子さんのお名前で出荷されています。ぜひご賞味ください。