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「角野然生 元中小企業庁長官による著書出版記念イベント」が、杉妻会館(福島市)で開催されました。

2/22(土)、「角野然生 元中小企業庁長官による著書出版記念イベント」が、杉妻会館(福島市)で開催されました。

この催しは、角野氏のご著書「経営の力と伴走支援」の出版を記念して、福島県内自治体職員の自主的な学びの場「シン・ふくしま自治体職員の学校(通称「F校」)」により特別企画されたものです。

第一部の講演では、2015年に発足した福島相双復興推進機構の初代専務理事として、機構立ち上げ当初の苦労・苦悩や、試行錯誤の中から見出した「事業者の自立経営に向けた『伴走支援』」の手法についてご説明いただくとともに、その後、歴任された関東経済産業局長・中小企業庁長官時代に、伴走支援の取組を全国展開してきたこと、さらに今後の地方創生に役立てていく流れを作っていくことなどご自身の想いについて、熱く語っていただきました。

また、第二部のパネルディスカッションでは、角野氏に加え、守岡文浩 元福島県避難地域復興局長、小林味愛 株式会社陽と人代表取締役、根本茂樹 株式会社ネモト代表取締役のお三方をパネリストに、「福島の未来、日本の未来に向けて」と題して対談をいただきました。伴走支援を「支援者側」と「事業者側」の双方の視点から、当時どんな思いで復旧・復興に取り組んでいたのか、更に復興を進めていくため、現在課題に直面している行政や事業者の方々はどのように気概を持つべきかなどをざっくばらんに語り合っていただき、約100人の参加者からは多くの質問が出るなど、とても興味深く話に聞き入っていました。

主催者代表の平野勝長さん(福島県商工労働部経営金融課)は、「以前から福島の復興を振り返る会をやりたいと考えていた。今回、角野さんより、ご自身の著書をもとに復興の取り組みの原点を振り返りながら、今後の行政支援のあり方をお話しいただく大変ありがたい機会が作れて良かった」と感想を仰っていました。

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